「123号車、応答せよ− なぜ停車した?」
2時00分−ニューヨーク地下鉄運行指令室。ここで働くガーバーは、ペラム発1時23分列車が緊急停車したことに気づく。しかも、その車両は切り離され、1車両のみが停まっていた。
「ニューヨークが、俺に金を払え─ この人質の代金として」
無線で回答してきたのは、ライダーと名乗る男。その要求は1000万ドル、身代金を用意するのはニューヨーク市長、人質は19名、残された時間は59分間、さらに、交渉相手にはガーバーを指名...。
地下鉄のことなら、すべてを熟知しているガーバーは、犯人は逃げ切れないはずだと確信を持っていた。しかし、圧倒的な自信で次々と要求を重ねるライダー。ガーバーは交渉を進める中、さまざま疑問を抱いていく−。なぜ、1000万ドルなのか? なぜ、1車両だけなのか? なぜ、59分なのか? なぜ、市長なのか?なぜ、自分なのか? 本当の狙いとは?
犯人が仕組んだ完璧なシナリオ通りに「事件」は動き始めるが――。
新着映画情報
『サブウェイ123 激突』
原題:THE TAKING OF PELHAM 123
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2009年09月04日 |
映画館: | TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー |
デンゼル・ワシントン |
監督:トニー・スコット |
2009/アメリカ/105分 |
地下鉄職員 VS ハイジャック犯 二人の「頭脳」が激突する−
「クリムゾン・タイド」「デジャヴ」のトニー・スコット監督が、74年の傑作「サブウェイ・パニック」をハリウッドの2大スター、デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタ主演でリメイク。だが、単なるリメイクにとどまらず、時代に合わせて原作を新たに翻案し、サスペンス満載のアクション映画に仕上げた。
ニューヨークの地下に縦横に張り巡らされ、毎日500万人が利用する地下鉄=サブウェイ。まさに街の象徴ともいえる複雑な巨大交通システムの盲点を突き、ニューヨークそのものを揺さぶる地下鉄ハイジャック事件が発生。デンゼル・ワシントン扮する地下鉄職員と、ジョン・トラボルタ扮するハイジャック犯。ニューヨークの命運を賭けて、二つの頭脳が激突する!