1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネルのオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰め掛けていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ...。
ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する。それは、ファッションへの野心と燃えるような愛をつらぬき生きた、世界で最も有名なデザイナーである彼女の伝説の物語。
新着映画情報
『ココ・シャネル』
原題:COCO CHANEL
配 給 : | ピックス |
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公開日: | 2009年08月08日 |
映画館: | Bunkamuraル・シネマ、TOHOシネマズ シャンテ、 新宿武蔵野館ほか全国ロードショー |
シャーリー・マクレーン |
監督:クリスチャン・デュゲイ |
2008/アメリカ・イタリア・フランス/ヴィスタビジョン/ドルビーデジタル/138分 |
「私は流行をつくっているのではない。スタイルをつくっているの」
世界で最も有名なブランドのひとつである「シャネル」。そのスタートは、ひとりの女性の孤独と情熱からだった。その女性の名は、「ガブリエル・“ココ”・シャネル」。修道院で孤児として育ちながらも、酒場の歌手、帽子デザイナー、そしてファッション界を牽引するデザイナーとしてキャリアアップしていったココ。彼女の“スタイル”はいまなお、すべての女性の憧れである。それは、彼女が発表した数々のファッションアイテムのみならず、現代にも通じる、潔いココの生き方や言葉に共感することにほかならない。多くのことが語られながらも、現実と虚構の間で揺れ動く、ココ・シャネル像。彼女の本当の姿とはどのようなものであったのか?
本作は、彼女が仕事でも私生活でも壁にぶつかっていた1954年からはじまる。1954年のココを演じるのは、オスカー女優、シャーリー・マクレーン。そして、若き日のココは、イタリア映画界で活躍するバルボラ・ボブローヴァが熱演。その2人のためにつくられた衣装は70着。シャネルを有名にした数々のアイテム、“ジャージー・ドレス、カメリア、ツイード・スーツ、シャネルNO.5…”がその歴史的アイテムがつくられた背景とともに次々と登場する。
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