1950年代、シカゴで廃品回収をしながら暮していたポーランド移民のレナード・チェスは、黒人ミュージシャンのマディ・ウォーターズと出会い、チェス・レコードを立ち上げる。レナードはミュージシャンたちを家族同様に扱い、ヒット曲を出した者にはキャデラックの新車をプレゼントした。彼らの音楽は人種の壁を越えてチャートを席巻し大成功を収めるが、アルコールやドラッグに溺れる者も少なくなかった。そして時代は変化していく...。
新着映画情報
『キャデラック・レコード〜音楽でアメリカを変えた人々の物語』
原題:CADILLAC RECORDS
配 給 : | ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2009年08月15日 |
映画館: | 新宿ピカデリー、恵比寿ガーデンシネマほか全国順次ロードショー |
エイドリアン・ブロディ |
監督・脚本:ダーネル・マーティン |
2008/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーデジタル/108分 |
人種を超え時代を超えた真実の音楽=ロックンロールが、小さなスタジオから誕生したー
本作は1950年〜60年代のアメリカに実在したレコード会社「チェス・レコード」の創設者、レナード・チェスとマディ・ウォーターズ、そして所属アーティストであったリトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムズ、チャック・ベリーらを巡るロックンロール草創期の物語。ブルースからロックンロールそして現代のポピュラーミュージックへと、人種の壁を越えて愛される音楽を産み出した彼らの愛憎と波乱万丈の人生を、圧倒的な楽曲と歌唱で綴る。
製作総指揮も務めたビヨンセは、この夏「サマーソニック2009」への出演で来日も話題。ビヨンセは、本作で、今も現役で歌い続けるミュージシャンのエタ・ジェイムズを演じ、今年1月のオバマ大統領就任パーティでも披露した”At Last”など、名曲を感動的に歌い上げる。