![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
北米最北端の地、アラスカ州バロウ。気温は1年を通じて氷点下、夏には決して日が沈む事の無い白夜が、冬には決して日が昇る事の無い極夜(きょくや)が訪れる。この街を守るのは、二人しかいない保安官、夫婦でもあるエバンとステラだ。極夜の始まりの日、何者かによって飼犬数十頭が惨殺されるという不可解な事件に遭遇する。さらに突然の停電によって街全体が完全な闇に覆われ、電話は不通に。異変を感じて発電所に急行したエバンが目にしたのは管理人の無残に変わり果てた姿。だがこれは序章に過ぎなかったー。
極夜の暗闇に乗じて謎の集団が街に侵入し、住人たちをまるで楽しむかのように次々と惨殺し始めた。この殺戮で、一夜にしてバロウの街は陸の孤島と化す。この襲撃者の正体はヴァンパイアだった。
わずかに生き残ったエバンとステラら数人は、屋根裏に身を寄せ、息を潜めていた。もう、どれ程の住人が生き残っているのか見当もつかない。自分たちでさえ耐え切れるか。太陽が再び昇るまで、この極夜はあまりにも長かった。生き残った者たちにも、恐怖は極限に達していた。この果てしなく過酷なサバイバルに終止符を打つため、エバンはある行動に出るのだったー。