25年前の事件。25年ぶりの出会い。鈍すぎるアイツが「あのこと」を本に書いていた!?
すべてが相撲中心のおかしな田舎町、ときわ。そこに失踪した作家・凸(でこ)やんこと凸(でこ)川を探し、担当編集者の静がたどり着く。町のホストクラブ“スーパーヘビー”で待ち受けていたのは、凸やんの同級生の、ナンバーワンではなくオンリーワンホスト江田と、警察官・岡本、江田の愛人・順子ママに、ブリっこホステス・ノラの怪しすぎる面々。
実は数ヶ月前、江田と岡本は凸やんと再会していた。しかし自分たちの25年前の、絶対に知られてはいけない忌まわしい過去を、小説として連載していると知った二人は決心する・・・「凸やんを殺(ポロ)す」と。
二人の殺意に鈍〜い凸やんは全く気づかない。それどころか殺しても殺しても、ゼッタイに死なないのだ!なぜだ・・・!?そして物語は、驚愕の結末へとスリリングに加速していく。
新着映画情報
浅野忠信 |
監督:細野ひで晃 |
2009/日本/ヴィスタビジョン/106分 |
宮藤官九郎の伝説の舞台が、待望の映画化!! ゾクっと笑って、そしてなんだか心にしみる―、友情と裏切りのハート♥ボイルド・ミステリー。
脚本は、いまや飛ぶ鳥落とす勢いの宮藤官九郎。04年に彼が舞台劇として書き下ろした「鈍獣」は演劇界に衝撃を与え、岸田國士戯曲賞に輝いた異色作。PARCO劇場上演時はチケットが瞬く間に完売し、ダークなユーモアとサスペンスに満ちた世界観は観客を圧倒して絶賛を浴びた。
これに惚れ込み、映画化を熱望したのが、CM界の鬼才ディレクターとして注目を浴びる細野ひで晃。日清カップヌードルのCM「FREEDOM」シリーズなどで数々の受賞歴を持ち、映画界への進出が待ち望まれていたが、本作でついに劇場映画監督デビューを飾る。
愛すべきダメダメなオトナコドモたちが繰り広げるハードでハートフルな攻防!!
かつてない映画体験“鈍獣ワールド”をどっぷりと堪能せよ!!
(c) 2009『鈍獣』製作委員会