![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
鴨川のせせらぎが美しくも穏やかな五月の京都―。
二浪して晴れて京大生となった安倍は、同じ新入生である帰国子女の高村と葵祭のアルバイトの帰り、三回生の菅原から「京大青竜会」という怪しげなサークルの新歓コンパに誘われる。入会する気など更々なく、「ただ飯」にありつく目的でコンパに参加した安倍と高村。しかし安倍は、その席で「美しい鼻筋」を持つ早良京子に一目惚れし、彼女に近づきたい一心で、思わず入会してしまう。
青竜会に入会したのは、安倍、高村、早良の他に、大木凡人似のオタク系メガネ女子・楠木ふみ、超高圧的で仕切り屋の芦屋、温和な双子の三好兄弟など、一風変わった個性的なキャラの持ち主ばかり。当初はただのレジャーサークルと思われた青竜会だったが・・・。
祇園祭宵山の夜、観光客のごった返す四条烏丸交差点に呼び出された青竜会メンバー。そこで待っていたのは、薄汚れた揃いの青い胴着に身を包んだ、いつもと全く違う雰囲気の菅原たちだった。ついに安倍たちは、このサークルの目的が、京都に千年続くという謎の競技、"ホルモー"を行うことだと知らされる。そしてどこからともなく現れた、白、赤、黒の胴着を着た異様な集団・・・、彼らは立命館、龍谷、京都産業大学で同じく"ホルモー"を行うメンバーだという。
果たして"ホルモー"とは一体何なのか!?そして隠された衝撃の真実とは・・・。