舞台は教会に変革の波が及ぼうとしていた1964年のニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック系教会学校。
厳格で鉄の意志を持つ校長のシスター・アロイシスは、ある"疑惑"を抱く。進歩的で生徒にも人気のあるフリン神父が、この学校で唯一の黒人生徒と"不適切な関係"をもっているのでは...?と。 純真な新米教師シスター・ジェイムズの目撃談によって芽生えた小さな"疑惑"は、まるで一滴の毒のように次第にシスター・アロイシスの魂を支配し、もはやフリン神父のいかなる弁明も、彼女の心には届かない。
果たして、すべてはシスター・アロイシスの妄想なのだろうか?それとも、"疑惑"は真実なのだろうか...?
新着映画情報
『ダウト〜あるカトリック学校で〜』
原題:DOUBT
配 給 : | ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン |
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公式HP: | 別ウィンドウで公式HPを表示 |
公開日: | 2009年03月07日 |
映画館: | TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国ロードショー |
メリル・ストリープ |
監督・脚本:ジョン・パトリック・シャンリィ |
2008/アメリカ/ヴィスタビジョン/ドルビーデジタル、DTS/104分 |
神聖なはずのカトリック学校で、何が起こったのか?
2005年にトニー賞最優秀作品賞とピュリッツァー賞演劇賞をダブル受賞し演劇界にセンセーションを起こした舞台劇を、作者であるジョン・パトリック・シャンリィ自身が監督・脚本を手がけ映画化。人間の心に巣食う"疑惑" (DOUBT)という闇に大胆に挑んだ人間ドラマである。
無駄を排して研ぎ澄まされた会話のバトルは、メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンという超実力派俳優と、「魔法にかけられて」の新鋭エイミー・アダムスという最高のアンサンブルによって完成度の高さを実現した。
第81回(2009年)アカデミー賞ノミネート
主演女優賞:メリル・ストリープ
助演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン
助演女優賞:エイミー・アダムス&ヴィオラ・デイヴィス
脚色賞:ジョン・パトリック・シャンリィ
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