1990年夏、ジョージア州アトランタの大学を優秀な成績で卒業したクリス・マッカンドレスは、両親や妹カリーンに何も告げることなく、中古のダットサンに乗って姿をくらました。アラスカへ向けての壮大な旅の始まりだった。
サウスダコタ州の農場を手伝い、アウトサイダーたちが集まるスラブ・シティのコミュニティに身を寄せ、カリフォルニアでは親しくなった老人から「君を養子にしたい」とまで言われる。様々な人々との出会いと友情。しかし、何ものもクリスのアラスカ行きを止めることはできなかった。
クリスが失踪してから、彼の実家では警察や私立探偵に捜索を依頼し、必死にクリスを捜していた。だが、妹カリーンにはクリスが姿を消した理由が分るような気がしていた。
1992年5月、クリスはついにアラスカの山岳地帯に到着した。ひとにぎりの米とライフルを背負い、大地を踏みしめながら奥地へと進んでいく...。
新着映画情報
『ントゥ・ザ・ワイルド』
原題:INTO THE WILD
配 給 : | スタイルジャム |
---|---|
公開日: | 2008年09月06日 |
映画館: | シャンテ シネ、テアトルタイムズスクエアほか全国ロードショー |
エミール・ハーシュ |
監督・脚本:ショーン・ペン |
2007/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーSRD/148分 |
きみの青春はなぜアラスカの大地に消えたのかー。
アメリカの地方新聞が報じたある青年の死は、やがて全米に波紋を呼んだ。恵まれた境遇で育った彼は、何故、アラスカの荒野へひとり旅立ったのか?
世界中で大ベストセラーとなったノンフィクション小説『Into the Wild』(『荒野へ』)に出会い、実在した伝説の人物、クリス・マッカンドレスの人生に惚れこんだショーン・ペンが、10年の歳月をかけてクリスの家族を説得し、ついに映画化に成功した。
(c)MMVII by RIVER ROAD ENTERTAINMENT,LLC and PARAMOUNT VANTAGE, A Division of PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. All Rights Reserved