![ストーリー](http://www.movienet.co.jp/images/movie_icon_story.gif)
会社を辞めたばかりの息子(32歳)が、グラビアカメラマンの父(54歳)に誘われ、避暑地・北軽井沢の山荘で過ごす夏休み。二人は、亡き祖母が集めてきた古着のジャージを着て、ゆったりとした時間の流れに身をゆだねる。東京の猛暑に快哉を叫び、増え続けるトマトの調理法に頭を悩ませ、隣人を魔女だと噂し合う何気ない日々。父の友人や、息子の妻、母違いの妹が入れ代わりに遊びに来ては避暑地を満喫する。だが、東京では息子の妻がよその男と恋愛中、父は3度目の結婚も黄色信号とそれぞれ抱える悩みがあった...。
配 給 : | ザナドゥー |
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公開日: | 2008年07月19日 |
映画館: | 恵比寿ガーデンシネマ、新宿ガーデンシネマほか全国ロードショー |
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境雅人 |
監督・脚本:中村義洋 |
2008/日本/ヴィスタビジョ/ドルビーSR/93分 |
原作は芥川賞・大江賞作家、長嶋有の傑作小説『ジャージの二人』。不思議な距離感の父子を、ゆるやかな時間が流れる小説の空気感をそのままにみごとに映像化したのは、「アヒルと鴨のコインロッカー」「チーム・バチスタの栄光」で、人物描写の演出力が高く評価された中村義洋監督。本作では、クスクスと笑ってしまうような会話と間、そして親子、夫婦の心の機微を丁寧にすくいとる。そして、エンディングテーマのHALCALI『伝説の2人』が物語を気持ち良く締めくくる。
会社を辞めたばかりの息子(32歳)が、グラビアカメラマンの父(54歳)に誘われ、避暑地・北軽井沢の山荘で過ごす夏休み。二人は、亡き祖母が集めてきた古着のジャージを着て、ゆったりとした時間の流れに身をゆだねる。東京の猛暑に快哉を叫び、増え続けるトマトの調理法に頭を悩ませ、隣人を魔女だと噂し合う何気ない日々。父の友人や、息子の妻、母違いの妹が入れ代わりに遊びに来ては避暑地を満喫する。だが、東京では息子の妻がよその男と恋愛中、父は3度目の結婚も黄色信号とそれぞれ抱える悩みがあった...。