(c)2007 Huayi Brothers Media & Co.,Ltd. Media Asia Films (BVI) Ltd. All Rights Reserve
1948年、新中国建設をめぐり、毛沢東率いる共産党の人民解放軍と蒋介石麾下の国民党軍が激しい戦闘を繰り広げていた。この国共内戦でもっとも熾烈とされたのが、淮海(わいかい)戦役だった─。
原作は、戦争中の実話に基いたヤン・ジンジュアンの短編小説「Guan Si (訴訟)」。わずか3ページの作品だったが、フォン・シャオガン監督は「戦死した部下の名誉回復のため、死に物狂いで遺体を捜すグー・ズーティの姿に感銘を受けた」と製作の動機を語る。脚本のリウ・ホンとともに歴史書をあさり、関係者にも取材。議論を重ね、物語をふくらませていった。フォン監督は「歴史は命をかけた人々のことを忘れない。勇気と犠牲をテーマにしたかった」と製作意図を明かす。
中国戦争映画史上最高となる17億円の製作費を投じ、公開されるや記録的ロングランとなる。約400万人を動員し、興行収入は37億4,000万円を突破、中国歴代第2位の記録を打ち立てた。さらに中国のアカデミー賞「第17回金鶏百花映画祭」では、最優秀作品賞、最優秀監督賞など、主要4部門を独占。
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