「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ！」

提供：NASA

　アポロ11号による月面着陸40周年を記念して、奇跡の宇宙を体験した宇宙飛行士たちのインタビューや秘蔵映像で綴られた、感動のドキュメンタリー映画。

　1960年初め、アメリカと旧ソ連の宇宙開発競争が始まり、スプートニク・ショックで遅れをとったアメリカはケネディ大統領の宣言通り、アポロ計画が発動された。アポロ計画は1969年に始まり、合計9機のサターンVロケットが打ち上げられ、人類として初めて月面に降りたニール・アームストロング船長を始め、計12人の宇宙飛行士が月面に降り立った。

　1960年代初頭、東西冷戦のさなか、アメリカ合衆国とソビエト連邦は人類初の有人宇宙飛行を競っていた。ソビエトは、1961年4月12日にユーリイ・ガガーリンによる初の有人宇宙飛行を成功させる。それから１ヶ月も経たないうちに、アメリカのアラン・シェパードが有人飛行に成功したが、ソビエトに遅れをとったアメリカは当時の大統領、Ｊ・Ｆ・ケネディが議会演説を行ったー

「わが国は、60年代が終わるまでに、人類を月へ送り、地球に無事帰還させる」

　かくして、人類初の月面着陸を目指すアポロ計画は発動され、アメリカ中の若いパイロットたちがNASAの募集に応募した．．．。




提供：NASA