「第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品ー
オリジナルラストで待望の映画化」
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(c)2009「カフーを待ちわびて」製作委員会 |
「嫁に来ないか? しあわせにします。」 少しの本心を交えて絵馬に書いた願い事ー。
どこかにそれを読む人がいて、絵馬に返事が来ましたー。
長編処女作「ハブと拳骨」で、60年代の米軍基地の周辺で慎ましい生活を営む家族の愛と悲しみを描いた中井傭友監督は、二作目にあたる本作で再び沖縄を舞台に、日常のなかの小さな恋の奇跡の物語を描き出した。
原作は第一回日本ラブストーリー大賞受賞の同名小説(原田マハ著)。現代の日常にはありそうもない「絵馬をきっかけにして出会う男女」と「沖縄で偶然出会った犬カフー」いうアイデアを、確率論を超えて信じさせる筆力は見事。幸の秘密が解き明かされるラストには誰もが号泣させられる。
★カフーとは…島の言葉で「果報・良い知らせ」「幸せ」という意味。
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