『ペネロピ』 PENELOPE 配給:東京テアトル・デスペラード オフィシャルサイト: http://www.penelope-movie.com 公開日:2008年3月1日 テアトルタイムズスクエアほか全国順次ロードショー
クリスティーナ・リッチ ジェームズ・マカヴォイ キャサリン・オハラ リチャード・E・グラント ピーター・ディンクレイジ サイモン・ウッズ リース・ウィザースプーン
2006/イギリス/シネマスコープ/ドルビーデジタル/101分
(c) 2006 Tatira Active Filmproduktions GmbH & Co. KG
「キューティー・ブロンド」シリーズのリース・ウィザースプーン製作のキュートなラブストーリー。このハリウッド的な王道ラブストーリーを、ヨーロッパの香り漂うロマンティックなおとぎ話に仕上げたのは、本作が長編映画デュー作となった、マーク・パランスキー監督。主人公ペネロピには、「アダムス・ファミリー」のウェンズデー役で絶賛され、「キャスパー」や「スリーピー・ホロウ」でおなじみのクリスティーナ・リッチ。
社交界でも注目を浴びる裕福な名家、ウィルハーン家の一人娘として生まれたペネロピ。ウィルハーン家には古くから言い伝えがあった。「次に生まれる娘は豚の鼻と耳になれ」と魔女に呪いをかけられたというもの。 幸運にも5代にわたって、ウィルハーン家に生まれたのは男の子ばかりだったが、その後、初めて生まれた娘がペネロピだった。 豚の鼻と耳をつけたペネロピの誕生で誰よりも苦しんだのは、母ジェシカだった。娘をマスコミと世間の好奇の目から守るため、ジェシカはペネロピを死んだことにしてしまう。以来、ペネロピは屋敷の中だけで過ごすことになった。言い伝えによれば、呪いを解く方法はただひとつ、「お前たちの"仲間"が、娘に永遠の愛を誓うこと」。 ペネロピが18歳になると、ウィルハーン家の"仲間"、つまり名家の人間が娘を愛せば呪いは解けるはずと、ジェシカはペネロピに何人もの花婿候補とお見合いを続けさせた。しかし、彼女の顔をひと目見た求婚者たちは、恐怖に駆られ逃げ出してしまうのだった。そんなお見合いを7年も繰り返していたある日、逃げ出した求婚者への口止めに失敗して、ペネロピの秘密が記者レモンの耳に入る。以前からペネロピのスクープを追っていたレモンは、証拠写真を手に入れようと、名家の生まれだが今は落ちぶれた青年マックスを求婚者として送り込んだ...。