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10年の沈黙を経て、巨匠フランシス・F・コッポラの創作意欲を目覚めさせたのは、現代ルーマニア文学の巨匠が残した一編の幻想奇譚だった。
「ゴッドファーザー」3部作、「地獄の黙示録」と映画界に偉大な功績を残しながら、長年、映画の撮影現場から離れていたフランシス・フォード・コッポラ。当時、66歳にして欲求不満だったという彼は、ミルチャ・エリアーデが円熟期に著した『若さなき若さ(Youth Without Youth)』に出会い共感、すぐさま映画化を決意する。それが「レインメーカー」以来、10年ぶりとなる監督・脚本作の「コッポラの胡蝶の夢」だ。人生の最終章に再生する魂を得た一人の男ドミニクの数奇な運命を通じて、観る者を摩訶不思議な世界へと誘う。
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