『次郎長三国志』 配給：角川映画 オフィシャルサイト：http://www.jirocho-movie.jp/ 公開日：2008年9月20日 角川シネマ新宿、シネカノン有楽町2丁目、渋谷アミューズCQNほか全国ロードショー
中井貴一 鈴木京香 北村一輝 温水洋一 近藤芳正 笹野高史 岸辺一徳 山中聡 木下ほうか 大友康平 木村佳乃 高岡早紀 蛭子能収 長門裕之
2008／日本／ヴィスタビジョン／SRD／126分
「寝ずの番」で監督デビューしたマキノ雅彦監督の第２作目。今回の題材は、叔父であるマキノ雅弘監督の十八番だった“次郎長三国志”。東宝、東映にまたがり、雅弘監督が生涯で実に13本も手がけた超人気シリーズに、雅彦監督が挑む。
祝言をあげたばかりの妻、お蝶を置いてけぼりにし、三年にわたる渡世修行に出かけた駆け出し博徒の次郎長とその子分たち。 右腕となる軍師的存在の大政をはじめ、悪臭を放つ坊主くずれ、法印の大五郎、意外な素顔を持つ、ご存知、森の石松、伊達者の美青年、追分政五郎＊ら、旅を重ねるうちに、次郎長の男っぷりに惚れたヤツらが、次々に仲間に加わっていく。 清水に帰還した次郎長は、さらにはお蝶にまでモーションをかけてきた、とんでもないロクデナシまで拾い上げ、やがて東海道中にその名を轟かせるようになる。 しかし、名が知られれば知られるほど、立ちはだかる敵も増えてくる。甲州で一大勢力を誇る黒駒の勝蔵、石松の宿敵でもある極悪人、三馬政、さらには一家の裏切り者、久六らが入り乱れ、大変なことになる。そんな中、お蝶が病に倒れ、さらにはとんでもない事態まで起こり、次郎長、絶対絶命のピンチ！ ＊村上元三原作『次郎長三国志』で登場する“追分三五郎”と“浜松の政五郎”という二人の人物を、本作では“追分政五郎”、通称“小政”という一人の人物として描いている。
