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『幻影師アイゼンハイム』 THE ILLUSIONIST 配給：デジタルサイト／デスペラード オフィシャルサイト： http://www.geneishi.jp 公開日：2008年5月24日 日比谷シャンテシネ1ほか全国ロードショー
エドワード・ノートン ポール・ジアマッティ ジェシカ・ビール ルーファス・シーウェル エドワード・マーサン ジェイク・ウッド トム・フィッシャー アーロン・ジョンソン
2006／アメリカ・チェコ／ヴィスタサイズ／SRD／109分
巨額の製作費を投じたリメイク作や続編などがBOX OFFICEを賑わす中、インディペンデント系の作品としては異例のロングランヒットを達成し、大きな話題となったのが、本作『幻影師アイゼンハイム』。全米わずか51館でスタートし、その後、口コミを呼び、公開劇場数は最大1,438館まで拡大した。 主人公の幻影師アイゼンハイムを、誰もが惹きこまれてしまう世紀末のアンチヒーローとして力強く演じきったのは、二度のオスカー候補に挙がった演技派エドワード・ノートン。 原作は、ピューリッツァー賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザー。幻想文学の書き手として世界的な人気を誇る彼の短編集の中から、本作を見出したニール・バーガーが、監督・脚本を担当。製作陣には『サイドウェイ』でゴールデン・グローブ作品賞を受賞したマイケル・ロンドン、『クラッシュ』でアカデミー作品賞を受賞したボブ・ヤーリという二人の有名プロデューサーが参加。
19世紀末ウィーン。封印された禁断の恋。公爵令嬢の謎の死… 天才イリュージョニスト幻影師の命を賭けた最後の舞台がいま、幕を開けるー 19世紀が終わろうとするウィーン。ハプスブルグ帝国末期の芸術文化の都では、大掛かりな奇術（イリュージョン）が見せ物として一世を風靡していた。中でも絶大な人気を誇っていたのはアイゼンハイムという名の幻影師。彼が繰り出すイリュージョンは「芸術の域に達している」と評されるほど神秘に満ちていた。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルドが、婚約者の公爵令嬢ソフィを引き連れて彼のショーを観覧する。イリュージョンの体験者として舞台に招いたソフィを一目見てアイゼンハイムは愕然とする。彼女は、彼の幼なじみで、忘れることのなかったかつての恋人、身分の違いから引き裂かれた恋人だった。 数日後、皇太子はアイゼンハイムのイリュージョンを解明しようとして、多くの賓客とともにアイゼンハイムを王宮に招いた。しかし皇太子の狙いを見透かしたアイゼンハイムは挑発的な奇術を披露し、皇太子に逆に恥をかかせてしまう。 皇太子の逆鱗に触れたアイゼンハイム、そしてソフィーの謎に満ちた死。 暫くして後、アイゼンハイムの舞台に潜入した皇太子がそこで目撃したのは、ソフィーが蘇るイリュージョンだった．．．
