(c)2008「蛇にピアス」フィルムパートナーズ I
『蛇にピアス』 配給:ギャガ・コミュニケーションズ オフィシャルサイト: http://hebi.gyao.jp/ 公開日:2008年9月20日 渋谷シネマGAGA!、新宿バルト9、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー
吉高由里子 高良健吾 ARATA あびる優 ソニン [特別出演] 市川亀治郎 井出らっきょ 小栗旬 唐沢寿明 藤原竜也
監督:蜷川幸雄 原作:金原ひとみ 『蛇にピアス』 脚本:宮脇卓也 蜷川幸雄 撮影:藤石修(J.S.C.) 編集:川島章正 音楽:茂野雅道
2008/日本/ヴィスタビジョン/ DTS-SR/123分/R-15
蛇にピアス
これは「私=ルイ」の、19歳の物語。 現実味のない世の中で、何かを探し求めた、私の人生の断片。 あの頃、「痛み」だけが、私に生きている実感をくれたんだ。
20歳で鮮烈な芥川賞デビューを果たした金原ひとみの「蛇にピアス」を、金原直々のラブコールを受けた72歳の蜷川幸雄が、ついに映画化。ヒロインには、映画初主演の吉高由里子。 舞台・映画を通して数多くの金の卵を発掘し、潜在的魅力を引き出す千里眼には定評のある蜷川幸雄の、新たなるミューズだ。
「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出したー。 蛇の舌、顔中のピアス、そして背中に龍の刺青を入れた男アマと出会った、19歳のルイ。 彼女は、全く違う世界に住むアマと付き合いながら、アマの紹介で出会ったサディストの彫り師シバとも関係を持ち始める。 自らの舌にピアスをあけ、背中に龍と麒麟の刺青を彫り、突き動かされるように「身体改造」へひた走るルイ。そして、ルイに向けられる、2人の男の2種の愛。痛みと快楽に身をゆだねる毎日。それでも満たされない何かを探し求める日々...。 そんなある日、アマの起こした暴力事件がきっかけで、3人の運命は思いもよらぬ結末へと突き進んでいく・・・。