『ビルと動物園』 配給:アートポート オフィシャルサイト: http://www.biru-to-doubutsuen.jp 公開日:2008年7月19日 ユーロスペースほか全国順次ロードショー
坂井真紀 小林且弥 山口祥行 勝村政信 渡辺哲 津田寛治 馬渕英俚可 森廉 三浦誠己 犬山イヌコ 梅沢昌代 河原さぶ 小林正寛 波岡一喜 日村勇紀(バナナマン)
監督:齋藤孝 音楽:おおはた雄一
2007/日本/ヴィスタビジョン/ステレオ/100分
(c)2007 「ビルと動物園」製作委員会
主人公、香子を演じるのは、本年だけでも「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」や「病葉流れて」、さらには若松孝二監督作品「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」などの映画に出演し、舞台、CMなど幅広く活躍する坂井真紀。 もう一人の主人公、悩める音大生を演じるのは、映画初"主演"となる小林且弥。
大手企業でOLをしている原田香子。窓拭きのアルバイトをしている音大生の大村慎は、窓越しに出逢った香子に一目惚れをする。そんな2人を繋ぎ合わせたのは、慎の先輩である一太。「無防備な人間がどんだけオモロイか。それを垣間見れるこの仕事は、俺にとっての動物園!」と、ビルを動物園に見立てて人間観察を楽しむ一太は、香子を「テン」、慎を「キリン」として2人を繋いだのだった。 上司の杉浦と不倫中の香子は、妊娠中絶を促されたり、デートをキャンセルされたりと、何かと傷つき、日常に疲れていた。ある夜のこと、慎からの電話で、2人は居酒屋で飲むことになる。ぎこちない2人ではあったが、慎は次のデートに動物園へと誘うのだった。 ある日、香子の父、史郎が見合いを勧めに上京。困った香子は、父に慎を紹介する。慎は香子への気持ちを伝えるが、史郎は納得しない上、説教を始める。自分のこと、そして将来のことを、どこまで考えているのか、と。 転職した香子、教員を目指す慎、二人は昨日までの自分をリセットとして、明日への一歩を踏み出すのだった...。