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ベトナム戦争の後に「地獄の黙示録」と「プラトーン」が生まれた。
そしてイラク戦争の後に、この作品が生まれた!
グアンタナモ収容所はキューバの中にあるにも拘わらず、アメリカの基地として両国で管理され、どちらの国にとっても触れて欲しくないアンタッチャブルな場所ー
ブッシュ政権下の対テロ戦争の激化に伴い、グアンタナモ収容所にはアルカイダやタリバンといった多数のテロ容疑者が拘留されるようになった。ここに収容された容疑者たちは裁判も受けられず、米軍のテロ情報収集のため人権を無視した拷問にさらされているとして、世界的な非難の声が高まっている。無実でありながらテロリストとして拘束されたパキスタン系イギリス人青年3人の収容所体験を映画化した「グアンタナモ、僕達が見た真実」(2006)も、大きな反響を呼び起こした。「悪魔のリズム」はタブーを恐れることなく、メディアも立ち入ることのできない秘密の収容所に隠された真実へと切り込んだ問題作。
監督は、デビュー作でゴヤ賞新人監督賞にノミネートされたヴィチェンテ・ペニャロッチャ。主演には、イギリスの舞台で活躍するルパート・エヴァンスと、スペインで第2のペネロペ・クルスとの呼び声も高いナタリア・ヴェルベケ。
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