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『連理の枝』

配給:東芝エンタテインメント
オフィシャルサイト:
http://renri-no-eda.com/
この映画の予告編はこちらから


キャスト スタッフ データ
チェ・ジウ
チョ・ハンソン
チェ・ソングク
ソ・ヨンヒ
ソン・ヒョンジュ
ジン・ヒギョン
監督、脚本:キム・ソンジュン
プロデューサー:ソ・ジュンワン
撮影監督:ソク・ヒョンジン
音楽: パク・キョンジン

2006/韓国/1時間47分


イントロダクション
「韓流ブームの火付け役となったチェ・ジウが“涙の女王”というイメージ通りのヒロインを演じるユーモラスで力強く、でもやはり切なさがつのるラブ・ストーリー」
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 韓流ブームの火付け役となったのは誰もが知っているようにTVドラマ「冬のソナタ」である。日本では2003年に衛生放送で放映されたこのドラマは瞬く間に中高年を中心とした多くの女性をとりこにし、何度も再放送され、それ以前の韓国映画のブームとは別の流れを生み出していく。そして、このブームは停滞ではなく、定着の方向へと向かっている。このドラマが生み出したスターは言わずとも知れたペ・ヨンジュンとチェ・ジウ、どちらも韓流の顔として多方面で活躍している。今回紹介する『連理の枝』はそのチェ・ジウが主演した、このゴールデン・ウィークに公開される韓流の話題作である。
 マスメディアへの露出の多さから様々な映画に出演しているように思われるチェ・ジウだが、その数は多くはない。特に“涙の女王”などと形容されるそのイメージとは違い、出演映画は韓流らしいロマンチック・コメディばかりだ。これはTVのイメージ(「冬のソナタ」、「天国の階段」など)から変えていこうという戦略があったのかもしれないし、「これは!」というその手の作品のオファーがなかったのかもしれない。この『連理の枝』はそんなチェ・ジウが自身の人気を確立してきたイメージであるメロ・ドラマのヒロインを演じるということで、製作段階から大きな話題を集めてきた作品である。なにしろ、チェ・ジウが演じるヒロインは不治の病を抱えた女性、そのヒロインの最後の恋を描いているのだ。これだけで「もう絶対に観たい」と思うか「絶対に観たくない」と相手にしないか、韓流のリトマス試験紙のようにもなっているのではないだろうか。
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  チェ・ジウが従来のイメージを持ったキャラクターを演じるという部分にプラスして、この作品が大きな話題となったのにはシナリオの完成度の高さがあった。このシナリオを手掛けたのは数多くの作品で助監督の経験を重ね、この作品で劇場監督デビューを飾ることになったキム・ソンジュンである。この作品のアイデアを「悲しみではなく、幸せな明るい雰囲気の葬式に参列したときに浮かんだ」語る監督はそこから、死が迫っているからといって、必ず悲しく、泣かなければならないのだろうかという疑問を持ち、そうではない「まったく新しい感覚のラブストーリーを描きたかった」という。確かにチェ・ジウ演じる主人公は不治の病を抱えているが、そうした部分を一切表に出さず、人を楽しませることに喜びを感じるほど前向きな性格なのである。この生来の明るさ、サービス精神はチェ・ジウ本来のキャラクターとも重なり、役作り、演技に関しては監督からの要求は一切なかったという(かといって、チェ・ジウが自然に演技したわけでもないが、本来の彼女が持つ性格が、キャラクターには確実に反映されている)。そのチェ・ジウの最後の恋の相手役に選ばれたのは、TVドラマ「ナイスガイ」、映画デビュー作『オオカミの誘惑』で大きな注目を浴びたチョ・ハンソン。まだまだ若いのだが、実年齢以上の大人びた、包容力のある役を見事に演じ、共演のチェ・ジウをはじめ、スタッフから絶賛を浴びている。ちなみに、タイトルの“連理の枝”とは中国の詩人 白天楽の「長恨歌」の一節から取られたもので「二本の木の枝が、成長するにつれて寄り添い絡み合い、まるで一本の木のようになっていく様を表したもので、永遠の愛を象徴する」ことを意味している。作品のクライマックスのシーンでふたりはこの連理の枝を持った木のある場所を訪れることになる。なお、セットとして埋められたこの木はその後、その地に寄贈され、観光名所として保存されることも決定している。
  作品のオープニングはチョ・ハンソン演じるゲーム業界で成功を収めている若き青年実業家が女性とベッドを共にしているシーンから始まる。その時に彼の携帯電話が鳴る。それは別の女から彼に執拗に「会って」と迫る電話なのだ。その場の女も電話も振り切り、車で逃げ出した彼は隣を走っていた車の美女に見とれて、前の車に追突。首を痛めてしまう。ここからも分かるようにこの男は女好きのプレイボーイ。自分の仕事であるゲームのように恋愛を楽しむ男なのだ。この男が本気で恋に落ちる初めての相手がチェ・ジウ演じる女性である。彼女との出会いも彼が乗った車が路肩で雨宿りをする彼女に水を大きく跳ねかけてしまうことから始まる。怒りまくる彼女、それを口説こうとする男、悲恋にしては重々しさの全くない、ロマンチック・コメディのような雰囲気で物語の前半は進んでいくのだ。この楽しさを転換させるのは男が医者からの説明により何かを知ってからである。それまでの楽しいだけの日々にはズレが生じ始め、お互いの気持ちもすれ違っていく。でも、だからこそ、お互いに相手が必要ということにも気づいていくのだ。
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  この作品にはこのふたりの恋に加えて、このふたりをきっかけに出合うことになった大切な親友同士の恋、主人公が入院する病院のおせっかいなほどの看護婦と温厚な医師の恋も描かれている。ここには障害を抱えたカップルと普通のカップルを対比させたいという想い、恋人が持つプロポーズへの憧れが監督により、込められている。特に親友と主人公たちの関係は作品の大きな要素を生み出している。
  様々な障害を越えながら、生み出されていくふたりの軌跡。その流れには大いに笑いながらもやっぱり最後は涙という方が多いのではないだろうか。「この作品を観て恋をしてもらえれば」というのは監督、出演者をはじめ、この作品に関わったスタッフたちの願いだという。その願い通りに多くの人が恋に焦がれる作品となるかもしれない。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「恋をゲームとしか考えない青年実業家と病院に入院し続ける女性は偶然出逢い、運命的な恋に落ちていく」
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 ゲーム業界で大きな成功を収めている若き青年実業家であるミンスはメディアの寵児として大きな注目を浴び続けている。そんなミンスは本業のゲームと同様に、恋というゲームも存分に楽しむプレイボーイである。この朝もある女性と朝まで過ごし、車での出勤途中に隣を走っていた車の女性に見惚れ、前の車に追突。大事には至らなかったが、首を痛めてしまう。出勤したミンスを心配した会社の同志で親友でもあるキョンミンはにわか雨が降る中を車で無理やり病院まで連れて行くが、その途中のバス停で雨宿りをする女性に大きく水を跳ねかけてしまう。
 彼女の名はヘウォン。通り過ぎてしまった車に怒りまくるが、なんと、その車はバックして彼女の前まで戻ってくる。お詫びに目的地まで送るという申し出を受け入れた彼女だったが、そこではミンスが見境もなく彼女を口説き始める。彼女は無視し、病院でさっさと車を降りてしまうが、携帯電話を置き忘れてしまう。ミンスはそれをネタにもう一度会う方法を画策し始める。ふたりともこれが運命の出会いになるとはその時には思ってもいなかった。
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