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『ウェス・クレイヴン’s カースド』

配給:ギャガ・コミュニケーションズ
オフィシャルサイト:
http://www.cursed-movie.jp/
この映画の予告編はこちらから


キャスト スタッフ データ
クリスティーナ・リッチ
ジョシュア・ジャクソン
ジェシー・アイゼンバーグ
ジュディ・グリア
スコット・バイオ
監督:ウェス・クレイヴン
製作、脚本:
  ケヴィン・ウィリアムソン
製作:マリアンヌ・マッダレーナ
撮影:ロバート・マクラクラン
編集:パトリック・ラッシャー
    リサ・ロマーニュ
美術:ブルース・アラン・ミラー
    クリス・コーンウェル

2005/アメリカ/35ミリ/カラー/
シネマスコープ/ドルビーデジタル
/1時間37分

※プレゼントがあります。
締め切り:3月5日(日)


イントロダクション
「その呪いは姉と弟を人間ではない生物へと変えていく・・・・。『エルム街の悪夢』、『スクリーム』を生んだホラー界の巨匠ウェス・クレイヴン監督が送り出す、アメリカン・青春ホラーの快作」
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(C)2005 Kalis Production GmbH & Co. Zweite KG. All rights reserved.
 アメリカでは大きなヒットとなっても、日本での劇場公開の際には小規模の公開となってしまう作品のジャンルとして、コメディ、ラブ・コメ、ホラーがどうしても目に付く。これらのジャンルはハリウッドからすれば、娯楽としての映画の王道なのだけれども、日本ではなかなか興行的に厳しいという現状があるようなのだ(これは作品の購入価格との絡みもある)。それでも90年代半ばくらいまではこうした作品も大規模公開されていたと思う。例えば、『スクリーム』は当時、アメリカン・ホラーに新たな活況をもたらした作品として、アメリカはもちろん、日本でも大ヒットしている。今回紹介する作品はその『スクリーム』のウェス・クレイヴン監督が送り出すアメリカン・ホラーの王道ともいうべき作品『ウェス・クレイヴン's  カースド』である。
 ウェス・クレイヴン監督とくれば、往年の映画ファンにとっては『エルム街の悪夢』であり、最近の映画ファンにとっては『スクリーム』シリーズになるのだろう。ホラー映画一直線という位のノリでそういった作品を撮りまくり、80年代に『エルム街の悪夢』が大ヒット、以降低迷期に入り、90年代に『スクリーム』の大ヒットで復活、その後『ミュージック・オブ・ハート』というらしからぬ作品を手掛け、ホラーだけではないという才能を発揮していたウェス・クレイヴン監督だが、実は21世紀に入って初めて監督として手掛けた作品がこの『ウェス・クレイヴン's カースド』になるのだ(ちなみにその前の作品は2000年に公開された『スクリーム3』)。
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  『ウェス・クレイヴン's カースド』は『スクリーム』シリーズで大ヒットを生み出した脚本家ケヴィン・ウィリアムソンとウェス・クレイヴン監督が再びコンビを組み、送り出す作品である。ケヴィン・ウィリアムソンは『スクリーム』シリーズ、『ラストサマー』、『パラサイト』などホラー映画と青春映画を絡めた物語で定評のある脚本家である。そしてもちろん、この『ウェス・クレイヴン's カースド』も青春映画の要素を持ったホラー作品に仕上がっている。
  物語の舞台はロサンゼルス。TV局に勤める姉と高校に通う弟は両親を亡くし、ふたりで暮らしている。ある夜、ふたりは車で帰宅途中、フロントガラスに何かが激突した衝撃で運転を誤り、対向車に追突。対向車は谷底へと転落してしまう。谷底の車は横転、生存している運転手を助け出そうとしたその時にふたりと運転手は狼のような生き物に襲われる。ふたりは大きな傷を負い、運転手は死体となって発見された。そして、そこから彼らの新たな恐怖が始まっていく。
  『スクリーム』シリーズではあくまで学生が主役であったが、ここでは働く姉と学生である弟という今までとはちょっと異なる設定がなされている。しかし、引っ張りだこの恋人にちょっと嫉妬を感じている姉、いじめられっ子であるもてない弟、そんな彼らに恐怖が襲い掛かり、今までの人生が変化していくという展開は変わりがない。姉は恋人との関係、弟はいじめっ子との関係に劇的な変化がやってくるのだ。この姉を演じるのがクリスティーナ・リッチであるというのも作品の見所のひとつだろう。
  タイトルの『ウェス・クレイヴン's カースド』の“カースド”(CURSED)とは“呪い”(呪われた)を意味している。実は彼らふたりはあの事故の日を境に人間から狼人間へと変化していた。それは“呪い”をかけられたためであり、“呪い”をかけた者を殺さない限り、それが解けることはないのだ。実はこの狼人間への変化という“呪い”はいじめられっ子の弟を驚異的な身体能力を持つ人間へと変化し、夢のような恋まで実らせてしまう。でも、彼自身はそこに有頂天にならずに大きな不安を感じながら、自信も手にしていく。一方、彼にコテンパンにされてしまったいじめっ子にも思わぬ変化がやってくる。“呪い”を解くのは姉弟にとって命題だが、その“呪い”自体が自信はもちろん、周囲の状況も裸にしていくという展開がここには描かれている。この辺りは青春映画で、コメディ的なノリもあり、相当に面白い。コメディ的なノリは、例えば、会社でいい匂いがすると姉が向かった先に鼻血を出している女性がいたり、姉弟が朝食にローストビーフ(かな)を手でほおばっていたりするシーンなど、作品中に満載されている。
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  また、作品は狼人間(男)の基本的なパターンもきちんと描いている。それは誰もが知っている“満月”、そして知らない人もいるかもしれない“銀に弱い”という弱点である。この辺の基本を大切にするというのは『スクリーム』シリーズでも描かれており、監督と脚本家のホラー映画への敬愛を感じさせる(ちなみにあの事件を狼人間のものだと確信した弟がインターネットで調べるのは当然だが、学校の図書館で分厚い、狼人間に関する研究本を何冊も借りてきたシーンのあの本もきっと似たのがあるんだろうな)。
  アメリカン・ホラーは底なしの怖さを感じない、観ていて楽しい、ワクワクするものが多い。この『ウェス・クレイヴン's カースド』もそういったテーストに当てはまる、最高に楽しめる、デート・ムービーにお勧めの作品といえるだろう。ぜひ、劇場でそのワクワクを味わってください。

ストーリー
「満月の夜、自動車事故を起こした姉弟に得体の知れない生物が襲い掛かる。その日から彼らの体には大きな変化が起こり始めた」
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 彼氏のことを心配する女性は友人に連れられ、遊園地の占い師に手相を見てもらう。その占い師はふたりを見るなり「血の匂いがする。気をつけなさい。ビーストがやってくる」という言葉を残す。
 高校生のジミーは好きな同級生がいるが、その同級生は彼をいじめる男と付き合っている。この日も偶然、彼女に声を掛けることが出来たが、彼氏がやって来て、ひと悶着起きそうになる。でも、ジミーは手を出すこともできない。
  ジミーの姉でTV局に勤めるエリーはハリウッドに新たにオープンするホラー館のコーディネートを手掛ける恋人のジェイクに会いに行っていた。エリーはジェイクにぞっこんだが、ジェイクには常に他の女性が近づこうとし、それが彼女の不安に繋がっていた。
  ある満月の夜、ふたりは車で帰宅途中に、フロントガラスに何かが激突した衝撃で対向車に追突し、対向車を谷底へと突き落としてしまう。ふたりは谷底へ落ちた車の女性運転手を救出しようとし、それに成功するが、その時、狼のような生き物が彼らを襲い、姉弟は大きな傷を負い、女性の運転手はどこかへ連れ去られ、遺体となって発見される。その日を境にふたりには想像もしていなかった体調の変化が起こり始める。それは狼人間への変化であった。
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