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『サマータイムマシン・ブルース』

配給:東芝エンタティンメント
オフィシャルサイト:http://stmb.playxmovie.com/

この映画の予告編はこちらから


キャスト スタッフ データ
瑛太
上野樹里
与座嘉秋
川岡大次郎
ムロツヨシ
永野宗典
本多力
真木よう子
升毅
三上市朗
楠見薫
川下大洋
佐々木蔵之介
監督、プロデュース:本広克行
原作、脚本:上田誠
撮影:川越一成
VE:吉川博文
編集:田口拓也
美術デザイナー:相馬直樹
装飾:龍田哲児
音楽:HALFBY(ハーフビー)

2005/日本/
ヴィスタサイズ 1:1.85/
DTSステレオ/1時間47分


イントロダクション
「『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督が自らの監督&プロデュースで贈る、昨日と今日をタイムスリップしまくる圧倒的に楽しいSF青春エンタティンメント作品」
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(C)2005 ROBOT、東芝エンタテインメント、博報堂DYメディアパートナーズ、IMAGICA
  数々のヒットドラマの演出をしながら、1996年に『7月7日、晴れ』で劇場映画監督デビューを飾った本広克行。彼の名を一躍轟かせたのは、なんといっても『踊る大捜査線  THE MOVIE』、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』、『交渉人 真下正義』という一連のシリーズの大ヒットだろう。これらの作品で日本を代表するヒットメーカーとなった感のある本広克行監督の新作が早くも登場する。それが今回紹介する『サマータイムマシン・ブルース』だ。
  『サマータイムマシン・ブルース』というタイトルを分解していくと、“サマータイム”、“タイムマシン”、“サマータイム・ブルース”なんてところが浮かんでくる。夏に、タイムマシンに、エディ・コクラン、ザ・フー、子供バンドで名高いロックのスタンダード“サマータイム・ブルース”、また暑い夏がやって来て、こんな暑く、浮かれた状況には治療法なんてなにもないねという感じなのだが、この作品は正にそんな雰囲気の作品だ。
  物語の舞台は真夏のとある大学。SF研究会とカメラクラブが共同で使用する部室にある“こいつエライ”と書かれた先に鎮座する年代物のクーラー。陽炎が立ち、クラクラするような夏にはこいつだけが救いだったのだが、ある出来事からこいつの中枢であるリモコンが壊れてしまう。こいつを作動することが出来ず、年代物ゆえに代えがない。その翌日、部員たちは茹だるような暑さの部室に見たこともない乗り物のようなものが鎮座しているのを発見する。「タイムマシンじゃないか」などと冗談を交わしながら、ひとりを無理やり座席に乗せ、レバーをスロットルすると彼は乗り物ごと消えてしまう。それは本当にタイムマシンだったのだ。彼らはこいつのリモコンを手に入れようと昨日に舞い戻るのだが・・・・というもの。
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(C)2005 ROBOT、東芝エンタテインメント、博報堂DYメディアパートナーズ、IMAGICA
  この作品のオリジナルとなっているのは大きな注目を浴びる京都発の劇団“ヨーロッパ企画”による舞台「サマータイムマシン・ブルース2003」。元々演劇好きで、ジョビジョバの舞台を映画化したこともある(『スペーストラベラーズ』)本広監督は『踊る大捜査線 THE MOVIE2』の公開後に次にやる事を探しながら、再び演劇へと足繁く通い、数を観ていく中で“play × movie”という芝居を10本映画化し映画の公開と芝居の公演を同時期に行うという企画を思いつく。そんな中で人伝に評判を聞き出会ったのが“ヨーロッパ企画”の「サマータイムマシン・ブルース2003」。あまりの面白さから映画に出来るかもしれないと考えた監督は“ヨーロッパ企画”の演出、脚本を担当する上田誠に映画用の脚本を依頼。こうして映画化のプロジェクトは動き始めた。大作の監督が続いた本広監督は「映像演出を始めた頃に原点回帰してみよう、自主映画のようにスタッフの顔が全員見える映画を作りたいという気持ちがあった。」とこの作品へ向かった気持ちを語っている。原点回帰=撮りたいものを撮る、ということは“冒険”へと繋がる。そうした部分からこの作品は本広監督自らが初めてプロデュースもした作品ともなっている。
  出演はTVドラマ「ウォーターボーイズ」などで人気上昇中の瑛太、『スゥイングガールズ』、『亀は意外と速く泳ぐ』の上野樹里、お笑いコンビ ホーム・チームの新見優、『パッチギ!』、『イン・ザ・プール』の真木よう子、TVドラマ、芝居を中心に活躍する佐々木蔵之介、本広監督作品の常連 三上市朗、そして劇団“ヨーロッパ企画”の面々など。音楽はDJとしても活躍するHALFBYが担当している。
  古今東西、タイムマシンをテーマとした映画は山のようにあるが、この作品の面白さは基本的に今と昨日しか往復しないこと。しかも世界を救うとか、あの事件の謎を解くとかそんなレベルではなくて、クーラーの壊れたリモコンを手に入れるためだけにだ。クラクラするような真夏を乗り切らなければならない自分たちにとってはそれこそが重要な世界なのだ(そういう部分、分かるね)。でも、過去を変えたら、この今の僕たちはどうなるのという命題が降りかかり、昨日と今日でてんやわんやの大騒動を起こしながら物語はひとつの方向へと収束していく。その収束に向かっての伏線の張り方も見事。でも、それは「ああそうなっていたんだ」という謎解きみたいなものではなく、物語の展開に乗りながら「なるほどね」と感じてしまう面白さだ。だから頭がごっちゃになることもないし、「あれどうなっていたんだ」などと思うこともない(でも、確認のためにもう一度観たくなる)。まさに本広監督らしい、誰もが楽しめるエンタティンメント性に満ちているのだ。小劇団的と言われればそれまでなのだが、限られた空間だからこそ生まれる舞台の面白みを本広監督は、あえて映画という枠で表現してみようと試み、それに成功している。そしてこれは「映画も面白いけど、舞台も面白いでしょう。それが同時で進行したらどうなるかな」という本広監督の新たな企画“play × movie”への布石でもあるんだろう(観れば、必然的にそちらへの期待も高まるはずだ)。SF研のキャラクター、タイムマシンのキッチュでキュートなデザイン、部室の雰囲気、それを効果的に盛り上げる音楽などもいい感じです。とにかく無駄なくスピーディーで圧倒的に楽しいSF青春エンタティンメント作品『サマータイムマシン・ブルース』。ぜひ、劇場に足を運んで下さい。   

ストーリー
「クーラーの壊れたリモコンを取り戻すためにタイムマシンで昨日に向かうが」
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(C)2005 ROBOT、東芝エンタテインメント、博報堂DYメディアパートナーズ、IMAGICA
  暑い夏の日、SF研究会の男だけのメンバー5人はグラウンドで野球に興じていた。その様子を同じ部室を共有するカメラクラブの女性部員が撮影している。撮影のための野球を終えて、いつものように銭湯へと向かうSF研の5人。ちょっとしたトラブルも起こったりするが、暑い中をおんぼろクーラーがある部室へと戻ってきた。この暑い夏が乗り切れるのもこのクーラーのおかげだったのだが、大変なことが起こる。クーラーのリモコンが壊れたのだ。これがなければクーラーは動かない。しかもあまりの年代物のために代えがない。翌日、クーラーはあれども動かせない部室でなんとか涼もうと考える部員たち。ふと片隅を見ると見慣れない乗り物らしきものが・・・・。タイムマシンかなどと冗談を言いながら、ひとりを無理やり乗せ、レバーを下げると乗り物は消えてしまった。しばらくして戻ってきた乗り物と搭乗者。それは本物のタイムマシンだったのだ。彼らはこの暑い夏を乗り切るために必要なクーラーのリモコンを手に入れようと昨日にタイムスリップするのだが。
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