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『シルバーホーク』

配給:日活(株)
オフィシャルサイト:
http://www.silverhawk.jp/
この映画の予告編はこちらから


キャスト スタッフ データ
ミシェル・ヨー
リッチー・レン
ルーク・ゴス
マイケル・ジェイ・ホワイト
リー・ビンビン
ブランドン・チャン
岩城滉一
チェン・ターミン
監督、撮影監督:ジングル・マ
プロデューサー:
  ミシェル・ヨー
  トーマス・チャン
  ガオ・フェン・ジュン
脚本:スーザン・チャン
撮影:チャン・チーイン
編集:コン・チーロン
美術:イー・チュンマン
衣装:ドラ・ン
    コニー・オウユン
音楽:ピーター・カム

2004/香港/カラー/スコープサイズ
/ドルビーデジタル/1時間39分


イントロダクション
「アジアを代表する女優ミッシェル・ヨーが自ら生み出し、主演はもちろんプロデュースまで手掛けた香港発の痛快なヒーロー・アクション・ムービー」
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 俗に“韓流”と呼ばれる韓国映画のブームをきっかけにアジア映画、TVドラマに大きな注目が集っているのは多くの方がご存知だと思う(すでにはまっている方も多いだろう)。アジア映画が大きな注目を浴びているのにはハリウッドの大作映画の買い付け価格が高く、それに見合っただけのヒットが生まれないという映画(会社側)の状況がある。現在、韓国映画はもちろん、中国映画、香港映画、タイ映画などが小規模ながらも続々と公開されていく背景には、作品の面白さと共にそういった事情も存在するのだ。でも、つまらない大作より、面白い小品の方がいいのは映画好きとしての共通の気持ちでもあるはず。今回紹介する『シルバーホーク』もそんなアジアの香港から生まれた痛快な作品だ。
 物語は全身を銀色のスーツで覆った女性が万里の長城をバイクで飛び越え、逃走するトラックを追いかけるシーンから始まる。トラックに追いついた彼女は身のこなしも見事なカンフーで男たちを蹴散らし、トラックに積載してある盗難物のパンダを取り返す。彼女こそがこの近未来都市ポラリス・シティーで悪を滅ぼすヒーローとして絶大なる人気を誇るシルバーホークだった。そんなシルバーホークの活躍に業を煮やした警察はシルバーホークを捕らえようという作戦に動き始める。シルバーホークと警察の一騎打ちになるのかと思いきや、そこに更なる敵が登場、結局、両者は互いに出し抜こうとしながらも協力し、その敵との対決に向かっていく。
  出演は『グリーン・デスティニー』、『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』など世界を股に駆けて活躍するアジアを代表する女優ミッシェル・ヨー、『ブレイキング・ニュース』のリッチー・レン、人気バンド“Bros”のメンバーとして活躍し、バンド解散後は俳優として活躍するルーク・ゴス、日本の岩城滉一など国境を越えた俳優たち。監督は『星願 あなたにもういちど』のジングル・マ。
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  この作品をひとことで表せば、間違いなくヒーローものだ。日本でいえば「仮面ライダー」、「月光仮面」、アメリカでいえば「ローン・レンジャー」なんてところが似たタイプの作品になるのだろう。主人公のシルバーホークは愛機のバイクを操り、自らの肉体を駆使して悪をやっつけていく。都市の住民にとっては彼女はヒーローであり、ファンクラブまで存在しているのだ。このコミックから抜け出したようなキャラクターはミッシェル・ヨーがジングル・マ監督、プロデューサらと共に生み出したものであるという。また、今回から自らの製作会社を立ち上げたミッシェル・ヨーはこの作品のプロデュース、エグゼクティブ・プロデューサーも手掛けている。こうした部分から、彼女にとって入魂の1作がまさにこの『シルバーホーク』という見方も出来るかもしれない。
  入魂となると肩肘の張ったというイメージもあるかもしれないが、ミッシェル・ヨーはサモ・ハン・キンポー監督に見出され、ジャッキー・チェンの作品などエンタティンメント・アクションともいうべき分野を中心に活躍してきた俳優である。この『シルバーホーク』ももちろんそういった楽しみに満ちている。その大きな魅力はシルバーホークはもちろん、登場するキャラクターとそれを演じる役者にある。絶大な人気を誇る正義の味方シルバーホークの普段の顔はこの都市を代表するセレブリティーの女性である。そんなシルバーホークを追い詰めるために警察が派遣した刑事は軽さが身上のような男。実は彼とセレブの女性は幼い頃に少林寺で学びあった兄と妹と呼び合うような仲間だった。その幼い頃の別れも唐突なら、運命の悪戯ともいうべき何十年ぶりの再会も突然である。彼らの関係は幼い頃と現在を行き来しながら描かれていく。このふたりにプラスして、シルバーホークのファンクラブの会長であるコンピューター・プログラミングに長けた少年や彼が師事する学者、シルバーホークの助手的な女性、そしてなんといってもシルバーホークと警察が協力して対決することになる強力な敵など印象的な面々が集まっているのだ。作品中では彼らのプロフィール的なものはあまり描かれていないが、プレス資料には詳細に描かれている部分もあるので、もしかしたら、このシルバーホークというキャラクターをシリーズ化する意図もどこかにあるのかもしれない(TVでもいいので観てみたい)。。
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  物語自体はお決まりといえば、その通りのヒーローもの(強いが壁にぶつかり、苦悩する)なのだが、冒頭のバイクシーン、ワイヤーアクションなどのアクション・シーンは「さすが香港」という出来であるし、コミカルなシーンもうまく挿入されているので存分に楽しむことが出来るだろう。
  色々なヒーローものがあるが、この『シルバーホーク』は香港映画らしい面白さを持った作品だ。香港映画ファンはもちろん、お気楽に映画を楽しみたい方などぜひ、劇場に脚を運んでください。

ストーリー
「勧善懲悪の謎のヒロイン シルバーホーク。警察にも追いかけられ始めた彼女は最大の敵に立ち向かう」
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 時代は近未来のポラリス・シティー。ここにバイクで万里の長城を飛び越え、パンダを盗み出した窃盗団を懲らしめるひとりの女性がいる。シルバーのスーツとマスクに身を包み、正義の味方として熱狂的な支持を受けている彼女はシルバーホークと呼ばれている。そのシルバーホークの正体はセレブリティーとして名高い女性ルル・ウォンだった。
  シルバーホークの存在を邪魔に思っていた警察は彼女を逮捕するために敏腕で知られるリッチマン刑事を送り込んできた。ルルとリッチマンは飛行機の中で偶然出会う。実は彼女と彼は幼い頃に少林寺で学んだ兄と妹ともいうべき関係だったのだが、それをすぐに思い出したルルに対し、リッチマンが思い出すのはそれから数日後。もちろん、そこに気付いても彼女とシルバーホークは結びつくことがない。
  ある日、人の意識を自由に操れるチップを開発した学者がその発表会の席で誘拐される。その後、ルルの叔父である画期的な通信機器を開発した会社の社長シライシの娘も誘拐される。警察とシルバーホークは同時に動き始めるが、その裏には巨大な影が存在していた。
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