『東京ゴミ女』
東京ゴミ女
配給：シネロケット
中村麻美
鈴木一真
柴咲コウ
小山田サユリ
戸田昌宏
田口トモロヲ
奏谷ひろみ
吉岡睦高
伊藤裕作
山仲竜也
監督/廣木隆一
脚本/及川章太郎
製作/斎藤晃
アソシエイトプロデューサー/菊田昌史
キャスティングプロデューサー/水永久美子
企画/成田尚哉
音楽/岡村みどり
撮影/鈴木一博
撮影/飯岡聖英
美術/林千奈
2000年/日本/88分
「彼のこと何でも知りたい 一緒でいたい それだけなの」
愛する人のすべてを知りたいと、男の捨てたゴミをあさる。接点を持つことで幸せを感じる一途な女の子の日常を描いた。監督は、『800』『ＭＩＤＯＲＩ』などを手がけ、都会に住む人々の描写 に定評のある廣木隆一。『どこまでもいこう』の鈴木一博が撮影、『Ｍ/ＯＴＨＥＲ』の林千奈が美術を担当。ヒロインみゆき は『ファザーファッカー』でデビュー、『富江』『御法度』に出演の中 村麻美。ヨシノリ役の鈴木一真は映画、ドラマ、舞台にと活躍の場を広げている。廣木作品は『ゲレンデがとけるほど恋いしたい』以来となる。ポンズのＣＭで注目された柴咲コウはこれが映画初出演。ゴミを捨てにいく主人公みゆきのバックに流れるＷｙｏｌｉｃａの「さあいこう」が感動的だ。
「どうしても捨てられないものって何ですか？」
ウェイトレスのみゆきは同じマンションに住む男（鈴木一真）の好みを知るために、彼の出すゴミをあさる。同じ銘柄のタバコを吸い、同じ食べ物を食べる。彼の生活を知り、ゴミを通 して彼に近 づいていることに幸せを感じていた。そんなある日、ゴミの中から履歴書を発見する。男がヨシノリという名前のミュージシャンであることを知ったみゆきは、ライヴに出かけていく。そして初めて言葉をかわし一夜を共にするのだが、ヨシノリからとんでもない事実を告げられるのだった。
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