『スーパーフライ』
Super Fly
配給：
ロン・オニール
カール・リー
ジュリアス・Ｗ.ハリス
監督/ゴードン・パークスＪｒ
脚本/フィリップ・フォンティ
製作/Superfly Ltd.
1972年/アメリカ/ 93分/ カラー/モノラル/35mm
ファッション＆ソウルのホンモノは、クール・ゴージャス！！
広告代理店のライターフィリップに、その友人ロンが主演、ゴードンが監督。３人の黒人たちに白人のシグという、息投合した４人によって自主制作された。スポンサーとしてハーレムの18人の黒人から投資をつのり、キャスト、スタッフはほとんどギャラなしの低予算で作られた。本国では大ヒットとなったブラック・ムービー。カーティス・メイフィールドによるサウンドトラックは５週連続全米ヒットチャート１位となり、46週間チャートにランク・インしていた。今もなおニューソウル・クラシックスとして多くのミュージシャンたちに影響を与えている。リアルな’70年代ゲットーの売人ファッションも見どころである。
70’ｓファッション・音楽をこれほどリアルに体験できるフィクションはほかにない。
ＮＹのハーレムに住むコカイン売人組織のトップ、プリーストは金にも女にも不自由していない。売人ファッションに身をかため、銀のロールス=ロイスが成功の象徴。しかし、彼の本当の夢はハーレムを抜け出しての自由である。大きな麻薬取引きを最後に、恋人のジョージアと貧民街から抜け出そうと計画する。
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