ロマン・デュリス
ジェラルディン・ペラス
ジャン＝ポール・ベルモンド
ジュリー・ドパルデュー
エマニュエル・ドゥヴォ
バス・デム
レア・ドゥルッケル
マチュー・ジュネ
リトン・リブマン
オリヴィエ・ピィ |
監督：セドリック・クラピッシュ
脚本：セドリック・クラピッシュ
製作：ヴェルティゴ・プロダクション
脚本：サンチアゴ・アミゴレナ
脚本：アレクシ・ガルモ
製作：アイッサ・ジャブリ
製作：ファリド・ラウアサ
撮影：フィリップ・ル・スール
音楽：ロイク・デュリー
音楽：マジステール・デイジ
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1999年/フランス/
109分 |
『百貨店大百科』『猫が行方不明』『家族の気分』などフランス人の日常的気分の確信をつくセドリック・クラピッシュ監督が描く、ローテクで手作り感覚の心優しいＳＦ。主人公のアルチュール役にはクラピッシュ作品の常連でフランス映画界No.１俳優ロマン・デュリス、その息子役として名優ジャン＝ポール・ベルモントが存在感を放
つ。アルチュールの恋人リュシーは、『ＩＰ５』のジェラルディン・ペラスが演じる。最近他界したスクリーミン・ジェイ・ホーキンスの主題歌「Maybe」がファンキーな味付けをしている。現代のパーティ・シーンにはファット
・ボーイ・スリムの「ROCKFELLER SKANK」を起用し、ポップなムードを演出している。この映画のように、小指を立て「ウーズ！」と挨拶をかわす。そんな遊び心を忘れなければ未来もきっと大丈夫でしょう。
新世紀を迎えようとしている大晦日、アルチュールは、友人宅のパーティにガールフレンドのリュシーと出かける。「子供が欲しいの」と彼女に打ち明けられるものの、まだパパになる気はないアルチュール。
考えごとをしながらひとりトイレにすわりこんでいたところ、天井に異変が生じる。なぜか、突然2070年の砂におおわれたパリの町にでてしまったアルチュールは、自分の未来の息子、老人のアコに出会う。アコは「絶対に今夜子供をつくってくれ」と懇願する。しかし、アルチュールは現代に戻ってもまだ子供をつくる気にはならない。彼らの未来はいったいどうなるのか。
