ジャン＝イヴ・チュアル
アニタ・エクバーグ
ティナ・ゴージ
ミシェル・ペルロン
アルノ・シュヴリエ
カルロ・コロンバイオーニ
アラン・フリック
アレキサンドル・ヴォン＝シヴェルス
ディルク・ラヴリサン
ソフィー・ランドミラル
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監督：イヴァン・ル・モワーヌ
脚本：イヴァン・ル・モワーヌ
原作：ミシェル・トゥルニエ
音楽：アレクセイ・シェリジン
音楽：ダニエル・ブラント
撮影監督：ダニー・イルセン
美術：フィリップ・グラフ
衣装：ピエール＝イヴ・ゲイロード 音響：ピエール・メルテンス
編集：ウルスラ・レジアック
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1998年/ベルギー＝フランス/102分 |
小人が自分の存在への戸惑いから開放され、尊厳や愛を勝ち得るまでのストーリーを身近なファンタジーとして描いた ”ちょっと奇妙なベルギーの御伽話”。 ベルギー映画界期待の新人イヴァン・ル・モワーヌ監督の初長編作品。フランスを代表する作家の一人、ミッシェル・トゥルニエの短編小説がもとになっている。 監督は「主人公の小人は、“人間の条件”についての隠喩であり、我々は皆、主人公のような小人を心に閉じ込めている」と言う。 ９６年アメリカでのトニー賞に匹敵するモリエール・アワードで最優秀男優賞を受賞したジャン＝イヴ・チュアル、『戦争と平和』『甘い生活』などの伝説的女優アニタ・エクバーグが出演。濃厚なラブシーンを演じている。 98年、カンヌ映画祭監督週間での上映を皮切りに、世界各地の５０以上の映画祭で数々の賞を受け、注目を集めた。
法律事務所で働く30代の孤独な小人リュシアンは、離婚訴訟を専門に扱い、他人の結婚をぶち壊すのが仕事だった。 ある日、お得意依頼人である伯爵夫人パオラが夫のボブと円満に離婚したいと、リュシアンを邸宅に呼び付けた。うだるような夏の午後、今まで愛とは無縁の人生を送ってきたリュシアンだが、ふとしたことから自信に満ちた誘惑者へと変貌する。そこで彼は愛を知る。 しかし夫人はボブと寄りを戻し、リュシアンは捨てられる。深い悲しみと屈辱は怒りと憎悪に変っていった…。
