「愛的友情?友情的愛?感情はどこまでも自由で・・・。」
『ルージュ』『ロアン・リンユイ』などで女性の繊細な心情を透き通 るような映像で描く、スタンリー・クワンが監督。本作は98年ベルリン映画祭アルフレッド・バウワー賞を受賞。東京国際映画祭シネマプリズム 部門のオープニングをかざった。アート系でありながら香港で異例のヒットとなり、映画のキャストがゲスト出演した舞台や原題をもじった作品が製作されるなど、話題を巻き起こした。『男たちの挽歌4 』『欲望の街』のチンミー・ヤウが2人の女性を演じ分け第18回香港電影金像奨にノミネート。
エドワード・ヤン監督の『A One and A Two・・・』にも出演した若手俳優クー・ユールンが好演し、『不夜城』などのエリック・ツァンら演技派が脇を固める。 挿入歌にトニー・レオンやフェイ・ウォンなど、日本でも人気の香港スターの曲が使用されてる。