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『キューバフェリス』
Cuba Feliz
配給:アミューズ


キャスト スタッフ データ
エル・ガジョ
ペピン・バイヤン
アルベルト・パブロ
マルタ・ゴンザレス
アニーバル・アビラ
ロス・クバーノス・フビラードス
アルマンド・マチャード
アレハンドロ・アルメナレス
ヒルベルト・メンデス
ファン
監督:カリム・ドリディ
脚本:パスカル・レテリエール
製作:ADRプロダクション
脚本:カリム・ドリディ
製作:アラン・ロザーヌ
製作:パスカル・ヴェルルース
製作:ジャック・デブ
音楽:ミシェル・ブレセ
撮影:カリム・ドリディ
編集:リセ・ボーリュー
2000年 /キューバー・フランス/ 90分

イントロダクション
「ストリート・ミュージシャンは、立派なアーティストだと教えてくれる。」
 キューバの生活に根づいた音楽を愛する人々の姿を追ったロード・ムービー。タイトルの”フェリス”とはスペイン語で「幸福」を意味する。主演のエル・ガジョは76才のストリート・ミュージジャン。のどや腹の奥から押しだした声で歌う。レパートリーは幅広く、ベニー・モレーとぺぺ・サンチェスの歌はほとんど歌えるという。ハバナでは誰もがガジョを知り、彼を愛している。この映画は、手持ちカメラとマイクロホン1つで撮影された。ガジョは、衣服も荷物も持たず、ギタ ーだけでキューバの旅にでた。監督・脚本のカリム・ドディは、初の長編映画『ピガール 欲望の街』でヴェネチア国際映画祭に正式出品され。デヴィッド・リンチ監督に絶賛された。本作『キューバ・フェリス』は、2000年カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品され、観客から熱狂的な拍手がおくられた。

ストーリー
「ハバナのトロバドール(吟遊詩人)”エル・ガジョ”と旅する愉楽の時間」
 ギターひとつでキューバを渡り歩く孤高のストリートミュージシャン76歳の”エル・ガジョ”は、音楽のルーツを追い求めキューバを横断の旅にでる。おんどり”を意味するガジ ョという名を持つ彼は、いつでもどこでもギターを片手に歌いつづける。ソン(キューバ 音楽の原型)の人気スターや、スラム街出身のラッパー、老人たちのバンド、ボレロ歌手、ドラム演奏家などとセッションしながらキューバ音楽の深部へと入り込んでゆく。街の人たちとふれあいながら、ガジョは歌いつづけてきた音楽への旅、キューバの源流への旅をするのだった。
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