ハンク・アザリア
ルーベン・ブラデス
ジョーン・キューザック
ジョン・キューザック
ケアリー・エルウィズ
フィリップ・ベイカー・ホール
チェリー・ジョーンズ
アンガス・マクファデン
ビル・マレー
ヴァネサ・レッドクレイヴ |
監督：ティム･ロビンス
脚本：ティム･ロビンス
製作：ジョン･キリク
リディア･ディーン･ピルチャー
製作総指揮：ルイーズ･クラコワー
フランク・ビーチャム
アラン・ニコルズ
撮影監督：
ジャン＝イヴ・エスコフィエ
美術監督：リチャード・フーヴァー
音楽：デイヴィッド・ロビンス |
1999年/アメリカ
/134分 |
ティム・ロビンス監督の３作目。彼が自身で脚本をオリジナルで書き下ろし、ジョン・キリク、リディア・ディーン・ピルチャーらと共に製作も手がけた。撮影は『グッド・ウィル・ハンティング』『ポンヌフの恋人』のジャン＝イヴ・エスコフィエ。キャストとしてアカデミー主演女優賞にノミネートされた『奇跡の海』『ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ』のエミリー・ワトソン、『デッドマン・ウォーキング』で主演女優賞に輝いたスーザン・サランドン。『ジュリア』で助演女優賞
を獲得したヴァネサ・レッドグレイヴ、『イン＆アウト』『ワーキング・ウーマン』で助演女優賞にノミネートされたジョーン・キューザック。そしてそのジョーンの弟で『コン・エアー』『
シン・ レッドライン』に出演したジョン・キューザック、『ブレイブハート』 のアンガス・マクファデン、コメディ界からビル・マレー、ミュージシャンでもあるルーベン・ブラデスと豪華な顔ぶれが揃っている。1999年第52回カンヌ映画祭コンペティション部門正式出品、ナショナル・ボード・オブ・レビューベスト10に選出。スペシャル・フィルムメイキング・アチーブメントに輝いた。
1936年、大恐慌のアメリカでは労働者ストライキもが勃発していた。作曲家、マーク・ブリッツスタインは「権力に立ち向かう表現の自由」こそ自分の舞台の主題だと考え「ゆりかごは揺れる”The Cradle Will Rock”」を作った。その演出を、当時
２２歳のオーソン・ウェルズが担当することになった。芸術を 金の力で支配しようとする若き大資本家、ネルソン・ロックフェラー。フェデラル・シアタ
ー・プロジェクト”の長ハリー・フラナ ガンは、非米的な演劇を広めていると疑われ、非難される。結局、
政府は予算削減を決定。「ゆりかごは揺れる」は上映を禁止され、劇場を政府軍に封鎖されてしまった。自分達の自分達による自分達の演劇のために立ち上がるウェルズと俳優たち、そして協力者もいる。はたして、「ゆりかごは揺れる」は幕を開ける事ができるのか？
