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フィリップ・ナオン
ブランディーヌ・ルノワール
フランキー・パン
マルティーヌ・オドラン
ザヴァン
ジャン＝フランソワ・ロジェ
ギヨーム・ニクルー
オリヴィエ・ドラン
アイサ・ジャブリ
セルジュ・フォレセルジュ・フォレ
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監督/脚本/製作/カメラ：
ギャスパー・ノエ
製作：ルシール・アザリロヴィック
共同製作：
アニエスｂ.＝ラブ・ストリームス・プロダクション
映像：ドミニク・コラ
録音：オリヴィエ・ル・ヴァコン
特殊効果：/ジャン＝クリストフ・スパダッチーニ
特殊効果：
ジュリアン・ポンシェ・ド・ラ・グラーヴ
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1998
年/フランス /93 分 カラー/ドルビーSRD/シネマスコープ |
馬の肉を売る父親と口をきかない娘の奇妙な関係を描いたデビュー作『カルネ』から4年。自然主義を貫くビジュアル・スタイルを徹底したうえ、過激な内容が問題を呼び撮影は難航。資金繰りにも困っていたところ、ギャスパー・ノエ監督を高く評価し、惚れ込んだフランスのファッション・デザイナー、アニエスb.が資金提供を申し出た。アニエスの映画製作会社“ラブ・ストーリーム・プロダクション”の第1回製作作品となった。98年カンヌ国際映画祭批評家週間大賞を獲得するほか、主要な国際映画祭で数々の賞を受賞。現在活躍しているフランスの監督たちからは”誰も描けなかった問題作を完成させてしまった”と、その勇気を賞賛された。「人間は人間である以上に動物だ」というギャスパー。このゾッとするセンスは毒々しいユーモアを醸し出す。
パリ郊外、馬の肉を売る店に生まれた娘は一度も口をきかない。ある日、成長した娘が強姦されたと勘違いした男は復讐のために殺人を犯す。月日がたち、店を手放した金を保釈金に刑務所をでた男は、カフェの女主人のヒモになる。２人で北フランスで店をはじめるつもりだった。しかし女に嫌気がさした男は、妊娠中の腹をなぐり、胎児を殺す。逃げ出した男はパリへ戻り、15年前に失踪した妻が娘をみごもった場所へとたどりついた。
