アヴァロン【映画情報】ムービーネット

『アヴァロン』
Avalon 　
配給：日本ヘラルド映画

マウゴジャータ・フォレムニャック
ヴァディスワフ・コヴァルスキ
イエジ・グデイコ
ダリュシュ・ビスクプスキ
バルテック・シヴィデルスキ
カタジナ・バルギエヲフスカ
アリシィア・サプリック
ミハウ・ブライテンヴァルド
ズザンナ・カシュ

監督：押井守
脚本：伊藤和典
エグゼクティブ・プロデューサー：　　　　渡辺繁
　　　香山哲
　　　塩原徹
　　　坂上直行
プロデューサー：久保淳
音楽：川井憲次
撮影監督：グジェゴシ・ケンジェルスキ
撮ビジュアル・エフェクト・スーパーバイザー：古賀信明

2000年/ 日本・ポーランド

「ヴァーチャルかリアルか、彷徨う脳。」

　ジャパニメーションの代表作として世界に押井守監督の名を世界に轟かせた『攻殻機動隊』から５年。製作費６億円、２年の歳月をかけて完成した最新作は、実写でもアニメでもない。アニメ製作の方法論によって貫徹された実写作品であり、実写映像を含むあらゆる素材を駆使して構成されたアニメ作品である。ポーランドにロケを敢行、現地の一流の俳優、スタッフが参加している。また、ポーランド軍の

協力により、本物の銃火器、ヘリコプターなどを使用。これらの実写に日本のCGIクリエーターが作り上げた兵器も登場する。音響面では、川井憲次がポーランド国立ワルシャワフィル・ハーモニック・オーケストラの演奏をベースにデジタル加工を重ねた。
　さらに『スターウォーズ・エピソード1/ファントム・メナス』から採用されたドルビーデジタル・サラウンドEXは日本映画では初めての使用。この6.1Chデジタル音響でダイナミックで繊細なサウンドを聴かせる。

「デジタルの地平で、全ての映画は＜アニメ＞になる。」

　喪なわれた近未来、現実への失望を埋め合わせるべく若者たちは仮想戦闘ゲームに熱中していた。架空の世界で繰り返される死。その見返りとしての興奮と報酬はパーティーと称する非合法集団と無数のゲーム・フリークスを出現させた。時に脳を破壊され、未帰還者と呼ばれる廃人を生み出す危険なゲーム。人々はそれを”アヴァロン”と呼んだ。最強を誇る孤高の女戦士アッシュ、彼女はかつて無敵といわれた”ウィザード”のメンバーだった。だがパーティは突然解散。その原因は誰も知らなかった。ある日、アッシュは” ウィザード”のリーダー、マーフィーが未帰還者となって病院に収容されているのを知る。彼が廃人になるまで追い求めた「最終目標」幻のフィールドSAを探し求めて、アッシュは、未知なる戦場へ赴く。その先で彼女が見たものは･･･。


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