エミリー・ワトソン
ロバート・カーライル
ジョー・ブリーン
キアラン・オーウェンズ
マイケル・リッジ
ロニー・マスタースン
ポーリン・マクリン
リアム・カーニー
ヤンナ・マクリアム
（声）アンドリュー・ベネット |
監督：アラン・パーカー
製作：デイヴィッド・ブラウン
製作：アラン・パーカー
製作：スコット・ルーディン
原作：フランク・マコート
脚色：ローラ・ジョーンズ
脚色：アラン・パーカー
製作総指揮：アダム・シュローダー
製作総指揮：エリック・スティール
音楽：ジョン・ウィリアムズ |
1999年/
アメリカ・アイルランド /145分 |
67歳のフランク・マコートがアイルランドでの自らの貧しい少年時代を綴った処女作「アンジェラの灰」。1967年にはピュリッツァー賞を受賞、世界26カ国で翻訳された大ベストセラーがついに映画化された。監督は『ミシシッピー・バーニング』『ザ・コミットメンツ』『エビータ』のアラン・パーカー。共に脚色するのは『女と女と井戸の中』『ある貴婦人の肖像』などの脚本家ローラ・ジョーンズ。音楽にはアイルランド移民の末裔ジョン・ウィリアムズが自ら名乗り出た。フランク少年の希望の象徴としてビリー・ホリデーなどのジャズの名曲をちりばめながら、美しく哀切な旋律を響かせる。小さな英雄フランク少年を演じるジョー・ブリーン、キアラン・オーウェンズ、マイケル・リッジは、15000人の子供たちからオーディションで選ばれた。アカデミー賞に２度ノミネートされたエミリー・ワトソンが強く暖かな母アンジェラを、個性派俳優ロバート・カーライルが哀愁のある父を演じる。2000年アカデミー最優秀音楽・作曲賞やゴールデン・グローブ作曲賞、イギリス・アカデミー賞３部門ノミネート。ロンドンやラスヴェガス映画批評家協会賞では最優秀主演女優賞や作曲賞を受賞した。
世界大恐慌の1930年代、アイルランドからニューヨークへ渡ったマラキとアンジェラは出会い、結婚。５人の子供に恵まれるが、仕事のない父は失業手当を酒につぎ込む。貧しい生活の
中、故郷に帰りアンジェラは物乞いをしながら子供たちを育て、息子のフランクたちはい じめられても毎日を一生懸命生きる。父は出稼ぎにいってもお金をつくれずいつしか戻らなくなってしまった。家族を養うために郵便局で働くフランクは、配達先で初めての恋を知る。彼は、早くお金を稼いで家族を楽にさせたいと願いながら、今の生活を抜け出してアメリカへ行くことを夢見るのだった。
