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『油断大敵』
配給:ゼアリズエンタープライズ/ケングルーヴ
オフィシャルサイト:http://www.yudantaiteki.com/

キャスト スタッフ データ
役所広司/ 柄本明
夏川結衣/ 菅野莉央
前田綾花 / 水橋研二
津川雅彦/ 奥田瑛二
淡路恵子/ 笹野高史
千うらら/ 綾田俊樹
田中隆三/ 宮内敦士
角替和枝/ 斎藤歩
高橋明/ 三田村周三
監督:成島出
製作:成澤章/ 笠原和彦
   石川富康/升水惟雄
原作:飯塚訓(「捕まえるヤツ・逃げるヤツ」文藝春秋社刊)
脚本:小松與志子/ 真辺克彦
撮影:長沼六男
照明:吉角荘介
美術:中澤克巳
音楽:ショーロ・クラブ
2003年/日本/カラー/アメリカンビスタ/dtsステレオ/1時間50分

イントロダクション
「役所広司と柄本明という日本映画界の名優が彩る大人の男の友情の物語」
 役所広司と柄本明という現在の日本映画には欠かせないふたりの俳優が主演する刑事と泥棒の不思議な友情をテーマにしたコミカルな感動作が、今回紹介する『油断大敵』である。
 役所広司と柄本明の共演といえば、黒沢清監督の『ドッペンゲルガー』、今村昌平監督の『うなぎ』などがあるが、お互いが主演した作品はこの作品が初めてとなる。この作品が監督デビュー作となる『笑う蛙』、『T.R.Y.』などの脚本家として活躍してきた成島出は柄本明の監督デビュー作『空がこんなに青いわけがない』には助監督として、役所広司の主演作『シャブ極道』などには脚本家として関わっている。そんな監督の今までの人間関係が生み出した今回の共演だが、監督自身は「2人の出演がなければちょっときついかなと、あきらめた方がいいんじゃないかなと思っていました。」と語っている。逆から見れば、役所広司と柄本明という役者がいたからこそ生まれたのがこの映画だったと言えるだろう。共演は夏川結衣、津川雅彦、奥田瑛二、淡路啓子、水橋研二、前田綾花、菅野莉央という大ベテランから期待の若手、子役までの豪華な面々。音楽は撮影前からイメージしていたというショーロというブラジル音楽を演奏するブラジルでも評価の高い日本人バンド ショーロ・クラブが担当している。
 この作品は現役の警察官だった飯塚訓の原作による刑事と泥棒の相性を考察した異色短編集「捕まえるヤツ 逃げるヤツ」(文春文庫 刊「油断大敵 刑事部屋事件簿」と改題 )を元に脚本が作られている。つまり、ここに登場する刑事と泥棒、まるで作り話のような2人の関係も現実にあったことなのである(しかも映画の後日談ともいえるTVドキュメンタリー番組も放送されている(「ザ・ノンフィクション〜泥棒家業引退 盗人と刑事と女〜」02年11月17日フジテレビで放送)。このドキュメンタリー番組もなんとか再放送してくれないだろうか)。
 役所広司と柄本明の丁寧で素晴らしい演技。この2人が生み出すユーモラスでファンタジックな関係。そして最後にやってくる感動。CGなどは使わず、奇をてらわぬ演出で丁寧に作られた映画らしい作品『油断大敵』。日本映画なんてと思わずに、ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「泥棒専門の刑事と泥棒の温かく奇妙な関係」
 駐在所勤務から泥棒専門の刑事になって1年の関川仁。妻を亡くし、娘 美咲を男手ひとつで育てる彼は娘のそばにもずっといられず、仕事にも100%かかりきりになれないという家庭と仕事の両立に悩んでいた。そんな美咲を仁は近所の学童クラブに通わせていた。仁はそこの牧子という先生に密かに思いを寄せていた。
 そんな時期にある工場で盗難事件がおき、仁は偶然からその容疑者を逮捕する。仁が逮捕したのは通称 ネコと呼ばれる大泥棒だった。しかし、大変なのはそこからだった。非常に弁が立つネコに自供させるのは並大抵の苦労ではないのだ。だが、ネコは仁に対してはあっさりと自供をし始めた。ネコは仁に一目置いていたらしかった。そして取調べをしながら仁とネコはお互いに大泥棒、泥棒刑事としてのプロフェッショナリズムを語り、学び始める・・・・。
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