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『月の砂漠』
2001年/日本/131分/35mm/カラー/スタンダード/
DTSステレオ
配給:レントラックジャパン/パンドラ

キャスト スタッフ データ
監督・脚本・編集:青山真治
プロデューサー:仙頭武則
撮影:田村正毅
照明:佐藤譲
録音:菊地信之
美術:清水剛
三上博史/ とよた真帆
柏原収史/ 碇由貴子
細山田隆人/ 國村隼
生瀬勝久/ ピエール瀧
村上淳/ 夏八木勲
秋吉久美子/ 萩原健一
※54回 カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式招待作品

イントロダクション
「青山真治が再び問い詰める再生の物語」
 『EUREKA』で、2000年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門の国際批評家連盟賞とエキュメニック賞を受賞。その映画の小説版である「ユリイカ」では、第18回三島由紀夫文学賞を受賞と、その才能への評価を決定付けた青山真治。その後もドキュメンタリー映画(『あじまぁのウタ 上原知子―天上の歌声』など)、テレビドラマ、CMの監督、役者としての出演、著述、著作の発表など、そのフィールドを広げながら活動してきた彼の待望の新作ドラマが公開される。それが、この『月の砂漠』である。
 待望の新作ではあるが、実はこの作品は2001年の作品。前年の『EUREKA』に続き、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式招待されたこと、マスコミから多少の注目を浴びていたこともあるので、なんとなく覚えている方もいるだろう。その作品がやっとロードショー公開されることになったのだ。
この作品について、監督はシナリオはずっと以前(『Helpless』と同時期)に書かれたものであると語っている。そういったことから、ずっと前から撮りたいと思っていたテーマが結実した作品と考えることも出来るだろう。
 主演は、『パラサイト・イヴ』以来5年ぶりの映画出演となった三上博史。共演にとよた真帆、柏原収史、生瀬勝久、ピェール瀧、秋吉久美子、萩原健一などが出演している。スタッフも撮影の田村正毅をはじめ、前作の『EUREKA』にかかわったスタッフたちが結集している。また、監督の母校である立教大学が特別協賛、東京の豊島区が後援をしているのも話題のひとつとなっている。
 物語は、ITビジネス界の寵児、人生の勝ち組であるはずの男が、会社を維持するために全てを失っていく・・・というもの。前作の『EUREKA』とは違った意味での“再生”、“家族”を捉えた物語となっている。ぜひ、劇場に足を運んでください 。

ストーリー
「ITビジネスの寵児がなくして、みつけるものとは」
 学生企業家として革新的なビジネスモデルを創造し、ITビジネスの寵児となった永井恭二。今は海外市場上場を果たした会社を回転させるために奔走する毎日である。
 この日も一人の社員が辞表を手に永井のところにやってきたが、彼にとっては辞めたい社員なんて、使えない人間ということ。永井は社内に聞こえるように辞表を持ってきた人間を侮辱する。マスコミにも度々登場し、テレビなどの収録にも追われる永井。彼の人生はバラ色、勝ち組のように見えたが、決してそんなことはなかった。
 まず、順風漫歩にみえる会社の経営は行き詰まりをみせていた。自分が愛していたはずの妻と一人娘は、仕事中毒の夫に愛想を尽かし、家を出て行ってしまった。家はあるが家庭はなく、仕事にも自分の居場所をなくしそうになっているのが、今の永井であった。
 そんな焦燥感のみがつのる日々のある夜、永井は道端に寝転がっていた若者キーナと出会い、家へと連れてくる。キーナの職業は体を売ることだと知った永井は、自分の妻と娘を捜し出し、妻と寝てくれという不思議な依頼をするのだが・・・。
(C)2001/2003「月の砂漠製作委員会」
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