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『トスカーナの休日』
UNDER THE TUSCAN SUN
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
オフィシャルサイト:
http://www.movies.co.jp/tuscan/index.html


キャスト スタッフ データ
ダイアン・レイン
サンドラ・オー
リンゼイ・ダンカン
ラウル・ボヴァ
ヴィンセント・リオッタ
マリオ・モニチェッリ
ロベルト・ノービレ
パヴェル・シャイダ
デイヴィッド・サトクリフ
監督、製作、脚本、ストーリー:
    オードリー・ウェルズ
製作:トム・スターンバーグ
原作:フランシス・メイズ
撮影監督:ジェフリー・シンプソン
編集:アンドリュー・マーカス
   アーサー・コバーン
プロダクション・デザイン:
    スティーブン・マッケイブ
衣装デザイン:
    ニコレッタ・エルコーレ
音楽:クリストフ・ベック
2003年/カラー/アメリカ/ビスタサイズ/ドルビーSRD/1時間53分

イントロダクション
「ベストセラー「トスカーナの休日」から紡ぎだされた新たなトスカーナの生活の物語」
「トスカーナの休日」(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
 “スローライフ”という言葉が色々な場面で使われるようになってきた。そこに感じる意味合いは人によった様々だろうが、もっとゆったりと自分らしく暮らしたいという願望があるのは確かだろう。そうした“スローライフ”の代表的な国として挙げられるのが、社会福祉の充実した北欧諸国であったり、食と美を存分に楽しむイタリアである。そして、そんなイタリアの中でもより大きな注目を浴びているのがトスカーナ(州)である。イタリアの中部に位置しているトスカーナ州は、ローマと並びルネサンス文化を担った首都フィレンツェが生み出した文化、町並みの美しさや田舎的な雰囲気、ワイン、食事のおいしさなどで多くの者を魅了してきたまさに“スローライフ”的な生活を実感できる土地である。そんなトスカーナ出の生活を書いた本も数多く出版されている。今回紹介する作品『トスカーナの休日』はアメリカでベストセラー第1位に輝いた(アメリカ国内だけで200万部以上の売り上げを記録)“トスカーナについて最高の読み物”と謳われた同タイトルの本を原作としたものである。
 この原作「トスカーナの休日」は小説ではなく、作家のフランシスと夫で詩人のエドワードのトスカーナでの日々の生活 -家、畑の手入れ、季節の食材で作った食事など - を散文形式で書き綴ったものである。そんな原作の映画化は、製作者であるトム・スターンバーグが映画『リプリー』のロケのため訪れていたトスカーナで原作者であるフランシス・メイズと夫のエドワードのメイズ夫妻に出会ったことから始まった。最初は映画化のことは余り考えていなかったスターンバーグだが、夫妻と再会したときには映画化の可能性を確信していたという。そこでこの作品の監督であるオードリー・ウェルズに企画を提案。原作の内容に感銘を受けたウェルズは、架空の人物を主人公に原作の持ち味を生かした新たなストーリーを生み出すこととなった(もちろん、メイズ夫妻とも懇意の関係になったという)。
「トスカーナの休日」(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
 主演のフランシス役は、ウェルズ監督が最初から決めていたという監督自身にとっての20年来の憧れの女優 ダイアン・レイン。レインはこの役柄について「フランシスの自分で自分を励ましながら、自力で苦しみから脱出するというパイオニア精神にほれ込んでしまったの。」と語っている。その他の出演者は、『ブルー・イグアナの夜』のサンドラ・オー、イギリスを代表する舞台女優リンゼイ・ダンカン、同じく舞台を中心に活躍するイギリス人俳優 ヴィンセント・リオッタ、イタリアのTV、映画で活躍するラウル・ボヴァなど。
 離婚という痛手を負ったフランシスは友人の代わりにトスカーナへの旅行に旅立ち、そしてひょんなことからそこの古い家を購入することになる。家の手入れをしながら、地元の人々と交流し、恋をし、充実した日々を取り戻していくことになるというストーリーのこの作品は、当然、トスカーナでの充実した日々の生活を淡々と優雅に書いた散文形式の原作とはまったく別の物語を持つ作品となっている。しかし、監督が語るように原作のエッセンスはきっちりと封じ込められている。
 話自体は離婚を経験した女性が新たな恋や生活を手に入れて立ち直っていくというという典型的なものなのだが(イタリア人がまた典型的な描き方で笑ってしまう)、画面に拡がるトスカーナ地方の美しい光景、本当においしそうな料理、イタリア人だけではなく、移民としてやってきて家の補修を手伝うポーランド人たちとの交流、フランシスの何気ないファッションなど「ああ、こういう生活をしたいよね」と思わせる要素が盛りだくさんで、自然と物語の中へ入り込んでいける。そして、この作品を何よりも魅力的にしているのが、自分の実年齢にあった等身大の女性を演じるダイアン・レインである。無理した役どころも多かった彼女だが、ここでは役にスッポリとはまり込んでいる(この役で2004年ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートもされた)。
 多くの女性の共感を得るであろうこの作品『トスカーナの休日』。トスカーナに興味のある人はもちろんだが、軽くて気分のいい映画を観たいと思っている人にもお勧めの作品です。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「旅行に行ったトスカーナで家を買い、暮らすことになった傷心の女性の充実した日々」
「トスカーナの休日」(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
(C)2003 TOUCHSTONE PICTURES All rights reserved.
 サンフランシスコに暮らす作家のフランシスは夫の裏切りにより離婚を余儀なくされた。今まで住んでいた家も何もかも失った彼女はレズビアンの親友パティの代わりに10日間のトスカーナ旅行へと旅立つことになる。
 最初は全く気の進まなかったフランシスだがトスカーナに魅了され、ふとしたきっかけで丘の上の町コルトーナにあるブラマソーレという名前の売家を購入してしまう。築300年だというその家は、長い間無人だったため、荒れ果てており、修繕が必要だった。
 不動産業者マルティニの手助けにより、フランシスは修繕業者を選択し、家の修繕に取り掛かる。修繕業者の職人頭はニーノ、彼の下にいるのは3人のポーランド移民だ。トラブルに見舞われながらも。家の修繕は日々進んでいく。 
 近所の人々とも顔見知りになり、打ち解け始めた頃、彼女は気分転換も兼ねての買い物に出かけたローマで自分より年下のイタリア人男性と知り合いになる。彼の名はマルチェロ。彼女とマルチェロはその日から恋へと落ちていく。
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