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『the EYE』
2001年/香港・タイ/99分/カラー/85ビスタ/
Dolby SRD Ex
配給:クロックワークス

キャスト スタッフ データ
ンジェリカ・リー
ローレンス・チョウ
チャッチャー・ルチナーレン
キャンディ・ロー
エドムンド・チェン
ワン・スーユエン
コウ・インペン
ソー・ヤッライ
フォン・ジンファッ
監督・脚本:
オキサイド・パン
ダニー・パン
製作:
ピーター・チャン
ローレンス・チェン
美術:
クリッタパット・スッティネート
音楽:
オレンジ・ミュージック
サイモン・ソー
data

イントロダクション
とにかく怖い!その怖く見せる見せ方というのがこの兄弟監督は絶妙に上手いのである。その技は日本の『リング』の中田秀夫に匹敵するくらいである。もちろん、その手法というのは違うのであるが。その代表的な手法は怖いぞ、何か出るぞ!と思わせておいて何も出ず、フッと一旦は安心させておいて最高のタイミングでドワ〜ツと怖がらせるのである。僕なんて、この手法に2度までもひっかかり、背筋が凍り、身のすくむ思いをしてしまった。心臓に悪いな〜、なんても考えてしまったけど…。また主演のアンジェリカ・リーが普通の女の子っぽくて、彼女のその素朴さが怖さと上手〜くマッチングして、対照的に怖さを増幅させる効果を生んでいるのである。これが絶世の美女だったなら(彼女に悪意はないんですけど)リアルさに欠けて、見る方はのめり込めなくなってしまう。だからと言って可愛くない女優だとそれはそれでまた違うのであるが、彼女のキャスティングはこちらもまた絶妙であると言わざるを得ない。随所にセンスの良さを見せるこの映画はオープニング・タイトルもまたセンスの良さを垣間見せるものである。盲目の少女が主人公、そこに絡むホラーの要素を端的に表現していると思う。そこにかかる音楽もグッドである。センスの良さとホラーの怖さ、久々に本当に怖い映画を見せてもらった。あんまり細かいところまで書くと怖くなくなってしまうかもしれない危険性はあるが、それでもやはり怖いことに変わりはないだろう。

ストーリー
幼い頃失明したマン(アンジェリカ・リー)は、20歳の時に角膜移植手術を受け視力を回復する。しかし、それにより彼女は普通の人には見えないものが、見えるようになってしまう…。本作は13年前にタイで実際に起った角膜移植手術による事件をモチーフに描いたブラインド・ホラー。監督らは映画は脚色されたものであり、実話の映画化ではないことを強調しているが、あまりのリアルさに観客の反響は大きかった。リメイク権もトム・クルーズが取得。ハリウッドでも注目されている。監督は香港出身の双子の兄弟、オキサイド&ダニー・パン。初の共同監督作品『レイン』で2000年トロント国際映画祭国際批評家連盟賞をはじめ数々の賞を受賞し鮮烈なデビューを飾った。今回は前作同様、2人が共同で原案・脚本・監督・編集をしているのに加え、製作に『ラヴソング』『君さえいれば 金枝玉葉』などのピーター・チャンを迎えている。主人公のマンを演じるのは歌手としても注目されているアンジェリカ・リー。台湾・香港を中心に映画、音楽、舞台、CMと幅広く活躍し、2000年の『擯榔(びんろう)売りの娘』ではベルリン国際映画祭最優秀新人賞を受賞した。そのマンを支える心理療法士ワ・ローを演じるのは『初戀[口拿][口査]麺』で2002年香港アカデミー賞の新人賞にノミネートされたローレンス・チョウ。彼もまた台湾では有望な若手歌手であり、俳優である。
(C)2002 Applause Pictures and Raintree Pictures. All Rights Reserved.
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