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『テディベアのルドヴィック』

配給:クレストインターナショナル
オフィシャルサイト:
http://www.crest-inter.co.jp/ludovic/


キャスト スタッフ データ
cast 監督、アニメーション、撮影、脚本:コ・ホードマン
製作:テレーズ・デーカリ
(『雪の贈り物』『ワニのいる風景』)
   ジャン=ジャック・ルデュック
(『ワニのいる風景』、『おじいちゃんの家』、『空に浮かぶ魔法』)
脚本、ストーリー:
マリー=フランシーヌ・エベール  パペット:リリアン・クリブ
音楽:ダニエル・ラボワ
1998年〜2002年/カナダ/BカムSP/カラー/スタンダードサイズ/ドルビーSR/48分(4作品)

イントロダクション
「子供の視点で作られたテディベアが主役の愛情溢れるパペット・アニメーション」
 アニメというとテレビの漫画番組だけみたいなイメージを持っている人はもう少ないと思う。ピクサーが作り出した『トイ・ストーリー』シリーズのような世界、宮崎駿や山村浩二が作り出す世界、『チェブラーシカ』や“チェコアニメ”のパペットの世界などそれぞれの持つ世界の虜になった人も多いはずである。最近では『冬の日』という松雄芭蕉の連句を世界中の様々なスタイルのアニメーション作家が集まって、独自の解釈で描いていくというある意味画期的な作品(連句アニメーションと題されていた)も公開された。今回紹介する作品は、その連句アニメーション『冬の日』にも参加していたカナダのアニメーション作家コ・ホードマンの作品『テディベアのルドヴィック』である。
 タイトルに“テディベア”と入っていることに「おーっ」と引き込まれたテディベア大好きという方もいるかと思う(ま、そういう人はとっくにこの情報を知っていますよね)。この作品はそんなテディベア大好きという方を裏切らない作品に仕上がっている。なんといったって、テディ・ベアが動くパペット・アニメーションなのだから、それはたまらないでしょう。
 監督のコ・ホードマンはカナダ国立映画制作庁のフレンチ・アニメーション・スタジオのディレクターを務める、カナダを代表するアニメーション作家である。オランダのアムステルダム生まれのホードマンは、アニメータとしての仕事をオランダで始め、25歳のときにカナダに移住。カナダ国立映画制作庁で働き始めている。彼の作ってきたアニメーション作品はどれも評価が高く、特に砂を使ったアニメーションである『砂の城』(1977年)ではアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞している。
 この作品『テディベアのルドヴィック』はルドヴィックという名前の子供のテディベアのちょっとした冒険や出会いを描いた4つの短編で構成されている。春夏秋冬という4つの季節に分けられた物語は、それぞれが優しさ、寂しさ、不思議さ、楽しさを内包し、温かい愛情を持った作品となっている。この作品が生まれた経緯についてホードマン監督は「私が常々感じていたのは、小さな子供向けの作品というものはすごく少ないということでした。私はこうしたごく年少の子供たちのための作品が作れないかと考え、テディベアによる物語を作ろうと考えました。そうして生まれたのがルドヴィックの『雪の贈り物』です。プロデューサーがこの作品をすごく気に入って、“ルドヴィックを主人公にした他の話をもっと作って欲しい”と言われました。私は最初は乗り気ではなかったのですが、ルドヴィックの人生には多くの新しいことが起こるはずだと気付いたのです。それで結局4本の作品をシリーズで作ることになりました。」と語っている。監督だけでなく、アニメーション・撮影もホードマン監督自身が行い、1作に1年以上の時間を費やし、5年目にやっと完成したこのシリーズ(4本合わせてもわずか48分!)は、監督が年少の子供たちのためにと語っているように「こういう作品を観ることが出来る子供は幸せだな」、「自分の子供にはこういう作品を見せてあげたいな」と感じさせる作品となっている。もちろん、そういう作品だから刺激的なものはないが、大人が観てもノスタルジックで優しさに満ちた気分に浸れるはず。48分という短さではあるが、そこにこめられた愛情や温かさはどんな作品にも勝っているはずである。
 作品は日本語吹き替え版と字幕版に分けて公開されるので、吹き替え版を子供と一緒に観るのも一考ではないかと思う(ちなみに日本語字幕と吹き替えを担当したのは、様々な方面で活躍するモデルの はな)。もちろん、テディベアのファン、パペット・アニメのファンはお見逃しがないように!

ストーリー
「テディベアのルドヴィックの春夏秋冬の4つの物語」
 春夏秋冬を通じた4つのルドヴィックの温かさいっぱいの物語はこんな感じです。
 冬、ルドヴィックは雪にまみれた人形を見つけ、温かい部屋で介抱すると人形は動き出し、ルドヴィックの大切な友達になるという友情を描いた冬の物語『雪の贈り物』。
 暖かい春に庭で母親が作ってくれた紙細工の動物とジャングルごっこをして遊ぶルドヴィックを描いた春の物語『ワニのいる風景』。
 夏休みに大好きなおじいちゃんの家に遊びに行った日の出来事を描いた少しセンチメンタルな夏の物語『おじいちゃんの家』。
 公園で遊ぶルドヴィックをいじめるテディベアと、そこで友達になった女の子のテディベアとの関係を描いた友情と淡い恋がある秋の物語『空に浮かぶ魔法』。
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