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『TAXI NY』

配給:20世紀フォックス映画


キャスト スタッフ データ
クイーン・ラティファ
ジミー・ファロン
ヘンリー・シモンズ
ジェニファー・エスポジート
ジゼル・ブンチェン
アナ・クリスティーナ・デ・オリヴェイラ
アン・マーグレット
クリスチャン・ケイン
ボリス・マクギヴァー
エイドリアン・マルティネス
ジョー・リジ
監督:ティム・ストーリー
製作、原案:リュック・ベッソン
脚本:ロバート・ベン・ギャラント
   トーマス・レノン
   ジム・クーフ
撮影:ヴァンス・バーバリー
編集:スチュアート・レヴィ
美術:メイン・バーク
衣装:
  サーニア・ミルコヴィック・ヘイズ
音楽:クリストフ・ベック

2004/アメリカ/シネマスコープ/ドルビーSR・SRD・DTS/1時間37分

オフィシャルサイト:
http://www.foxjapan.com/
movies/taxi-ny
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イントロダクション
「フランスで、日本で大ヒットしたリュック・ベッソン製作の作品『TAXi』シリーズのハリウッド版登場!」
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(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX
 随分前にぼーっとテレビを観ていたら、“リメイクが盛んなハリウッド映画”というような内容の特集をやっていた。ハリウッドが世界中の映画のリメイク権を買いまくっていることや、最近、やけにそういったリメイク作品が目に付くことは誰でも知っているだろう。そういった部分から、ハリウッドはオリジナルが生み出せなくなり駄目になったという言われ方すらしている。その番組の特集で、オリジナル&リメイクを手掛ける監督のアイデアにプロデューサーたちが全て納得し、絶賛しつくしている(要は全く反論がない)という話が出たときには、それが一部のプロデューサーの話であっても「これは本当に駄目になっているのかもな」と思ってしまった。それでもハリウッドは衰えることがないだろうし、新しい作品やこれぞという作品を拾い上げ、送り出してくることも確かだろう。でも、リメイクは明らかにネタ枯れなんだよね。意味のないマーケティングに頼りすぎた弊害もこういった部分と関係があるんだろう。で、今回紹介する作品もハリウッドによるリメイク作品『TAKI NY』である。
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(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX
 『TAXI NY』、タイトルからも分かるように、この作品はリュック・ベッソン製作による作品『TAXi』シリーズのハリウッド版リメイク作品である(実際は原案、製作にベッソンの名前が入っているのでシリーズの1作という見方もできるのだが)。このシリーズはプジョーに乗ったスピード狂のタクシードライバーと間抜けな刑事が繰り広げるカー・チェイス満載のコメディータッチの内容で、フランス国内はもちろん、日本でも大ヒットしている作品。きっと、多くの人が観ていると思う。単純に理屈ぬきで楽しめる内容は、フランス映画というより、ハリウッド映画的なんだけど(これはベッソンの色だよね)、この辺までリメイクしてしまうハリウッドってと観る前は考えてしまった。でも、観てしまえば、そんなことは関係なしで、楽しめる内容だった。本家『TAXi』シリーズと同様にカーチェイスに興奮し、あまりにも都合が良すぎる物語の展開、繰り出されるギャグに笑いまくりました。
 気になるのはフランス版との違いだろう。最も大きな違いは、主人公のタクシードライバー、タクシードライバーが追うことになる強盗団が女性になっていることだろう。この主人公のタクシードライバーを演じるのが、ヒップホップのクイーン的な存在であり、役者としても『シカゴ』で印象的な役を演じていたクイーン・ラティファ。一方、美女ぞろいの強盗団のトップを演じるのがレオナルド・デカプリオとの交際も話題になったブラジル出身のスーパーモデル、ジゼルである。男勝りのスピード狂で貫禄に満ちた体のラティファによるタクシー運転手ははまり役だし、英語ではなく母国語のポルトガル語で話す美女ぞろいの強盗団を演じるジゼルもクールでいい。ラティファとコンビを組む、間抜けな刑事の役はコメディアンだけでなく、多くの役者を生み出した“サタデー・ナイト・ライブ”出身のジミー・ファロン。日本ではあまりなじみのない名前だが、アメリカでは絶大な人気を誇るコメディアンで、数多くのオファーの末に選んだ初主演作がこの作品であるという(彼は次回作にコリン・ファース主演で映画化されたニック・ホンビィ原作の作品『ぼくのプレミアライフ』の主演が決定している。こちらも楽しみだ)。監督はこの作品が日本初公開作となるティム・ストーリー。映画監督を目指す前にはラッパーとしてのメジャー・レコード会社からのデビューの話もあったという人物である。この作品は絶賛を受けた自主製作の作品も含め、4本目の監督作となる。
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(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX
 最高にチューンアップされた明らかに法律違反のタクシーを運転するレーサーになることが夢の女性タクシードライバー、車の運転ができず、新聞の一面を飾るトラブルまで起こしてしまう署内の笑いものともいうべき刑事。彼の昔の彼女だった同期の上司、何の因果か、このふたりが追うことになった美人強盗団など、この映画が示すのは女性の強さとかっこよさだ。それに対して、男性の間抜けなことといったら。でも、そんな時代なんだよね。アメリカ的な笑いとカーチェイスで繰り広げられていく物語は理屈ぬきに楽しいし、観終わればスカッとした気分になること間違いなし。音楽はビヨンセ、アベレージ・ホワイト・バンド、ウォー、バリー・ホワイトなど新旧のソウル・ミュージックが満載でこちらもグッドなセレクトで心地いいです。正月ボケの頭をすっきり爽快にさせること間違いなしの作品『TAXI NY』。こういうアメリカ的なテーストを出したリメイクなら個人的にはOKですね。本家のフランス版と比べてみるのもいいでしょうけど、本家が好きなら、楽しめると思いますよ。ぜひ、劇場に足を運んでください。   

ストーリー
「何の因果か、強盗団を追いかけることになってしまったスピード狂の女性タクシードライバーと間抜けな刑事。このでこぼこコンビの顛末は・・・・」
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(C)2004 TWENTIETH CENTURY FOX
  舞台はNY。有能な自転車便のドライバーだったベルはこの日を最期にその仕事を辞めることにしていた。それは念願のタクシー・ドライバーのライセンスが取得できたからだった。彼女の夢はレーシング・ドライバーになること。タクシー・ドライバーはその夢のための第一歩だった。しかし、タクシー・ライセンスの発行に時間がかかり、大切な彼氏にとの約束をすっぽかすなど最初からトラブル続き。そして、初営業の日、最初のお客さんを特別にチューンアップした愛車で時間通りに目的地まで届けたまではよかったのだが、次に乗せた客が事件を追跡中の刑事。愛車も取り上げられた彼女はその刑事と共に事件の捜査に巻き込まれていく。
 刑事の名前はウォッシュバーン。車さえ運転しなければ・・・・というこの刑事は、子どもの頃のトラウマなのか、車の運転が大の苦手。この日も街中のデリに車で突っ込み、タブロイド版の一面を飾ってしまう。結局、彼は免許を取り上げられ、捜査の一線からはずされていた。そんな最中に銀行強盗事件を知った彼はベルのタクシーを停め、現場へと急行しようとしていたのだった。スーパー・タクシー・ドライバーのベルとちょっと間抜けな刑事のウォッシュバーン、このでこぼこコンビはそれぞれの目的のために事件へと挑んでいくのだが。
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