「プロボーラーを目指す愛子の純で切ない恋の物語」
ボウリング場で働き、プロボーラーを目指す愛子。すでに若いとも言えず、無口で化粧気もなく地味な女性である愛子はボウリング場の支配人と肉体の関係も続けている。でも、支配人を愛しているわけではなく、拒めないといった状況だ。ある日、昼休みにお弁当を食べていた愛子のそばで、郵便配達人のバイクが倒れ、郵便物が散らばった。配達人の良男は、愛子が倒したと勘違いし、文句を言い、立ち去っていく。その場には拾い忘れた郵便物がいくつか残されていた。翌日、残された郵便物を届ける愛子に、良男は文句を言い、お詫びに奢るべきだと飲みに誘う。ここからふたりの関係が始まる。
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