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『ステップ・イントゥ・リキッド』
STEP INTO LIQUID
配給:グラッシィ
オフィシャルサイト:http://www.glassymovie.jp/
●ロバのJEDさんの絵コラムあり


キャスト スタッフ データ
ピーター“コンドル”メル
ケン“スキンドッグ”コリンズ
ダレル“フリー”ヴァリストコ
ショーン“バーニー”コリンズ
ブラッド・ガーラック
マイク・パーソンズ
クリス・マロイ
キース・マロイ
ダン・マロイ
レイアード・ハミルトン
デイブ・カラマ
ブレット・リックル
ロバート・オーガスト
ロバート“ウィングナット”ウィーバー
キアラ・ケネリー
ロシェル・バラード
レイン・ビーチリー
モー・ドロミー
タジ・バロウ
ケリー・スレーター
ジェリー・ロペス
監督、脚本:デイナ・ブラウン
エグゼクティブ・プロデューサー:
ブルース・ブラウン
レイ・ウィレンバーグ
音楽:リチャード・ギブス

2003年/アメリカ/カラー/35ミリ/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/1時間27分

イントロダクション
「良質なサーフィン・ドキュメントであり、充実した生き方を考えさせる作品」
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  ちょうど1970年代の後半だろうか、雑誌“ポパイ”の創刊とウエスト・コーストのブームなどにより沸き起こったサーフィン・ブーム。ファッションをまねるだけの“丘サーファー”なるものまで生み出したこのブームの真っ盛りに日本で公開された作品が、サーフィン映画の金字塔ともいうべき作品『ビッグ・ウェンズデー』である。公開されると同時に多くのファンを掴み、サーフィン人口をさらに増加させたことでも知られる『ビッグ・ウェンズデー』は今でも多くの人に愛され、新たなサーフィン人口を増やすことに貢献している。そして、そこから20年以上経った21世紀に新たなサーフィン映画が公開される。それが今回紹介する作品『ステップ・イントゥ・リキッド』である。
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 サーフィン映画の金字塔として多くのファンをつかんでいる『ビッグ・ウェンズデー』だが、多くのサーファーの間ではそれ以上に愛されている作品が存在する。その作品が今でも繰り返し上映が行われている作品『エンドレス・サマー』(1964)である。二人のサーファーが、世界中を旅し、波に乗っていくという姿を捉えたドキュメンタリーであるこの作品は『ビッグ・ウェンズデー』と同様に世界中に多くのサーファーを生み出し、それから30年後には『エンドレス・サマーU』という別の二人のサーファーが、世界中を旅し、波に乗っていくという姿を捉えたドキュメンタリー作品(これが『エンドレス・サマー』を偶然テレビで見て、感化されるという始まり方でいいんだな)を生み出している。2002年にはアメリカ国立フィルム登録簿にも選定・登録された『エンドレス・サマー』は二人の冒険、美しい映像とともに、サーフィン・シーンの撮影に画期的なテクニックをもたらした作品であった。実は今回紹介する作品『ステップ・イントゥ・リキッド』もサーフィン・ドキュメンタリー作品である。そういった意味では、多くのサーファーに本当に愛されてきた『エンドレス・サマー』から連なる作品と語った方がいいだろう。
 監督は『エンドレス・サマー』を監督したブルース・ブラウンの息子に当たるデイナ・ブラウン。父親の影響で数々の映画を撮り始めた彼は『エンドレス・サマーU』への参加など、数多くのスポーツ関連映像を製作し、高い評価を獲得している。出来る限りいい波での撮影画可能なように、自然と強調しながら2年半という長い時間を製作に費やしたこの作品についてデイナ監督は「世界各地のポイントでの様々なサーファーたちを通じて、多くの人が充実した生き方ができれば幸せだ」と語っている。
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 サーフィン映画で、しかもドキュメントとなるとサーフィンに興味のない向きにとっては、全く興味すら抱けない作品となってしまうかもしれない。でも、この作品はサーフィン好きの方はもちろん、サーフィンに興味のない方まで虜にしてしまう魅力に満ちている。それはデイナ監督が世界中で捉えたサーファーたちを体感することによって、自分らしい生き方を考えてしまう映画になっているからだ。ビッグ・ウェーブを求めて命知らずの冒険をするサーファーや世界のトップのサーファー、それと対照的にサーフィンを始めたばかりの子供や海ではなく湖でサーフィンを楽しむサーファーたち、半身不随になりながらも波乗りを楽しむ青年、毎日休みなく何十年と波に乗り続ける親父なども同じサーフィンを楽しむ仲間たちとして出てくるのだ。トップから底辺まで、この作品は世界中のサーフィンを楽しむ連中を分け隔てなく捉え続ける。そこにあるのは、デイナ監督の語る「充実した生き方」であり「幸せな瞬間、生き方」なのである。字幕に出てくるサーフィンの用語が分からなくても、きっと、そこの“生き方”という部分に引き込まれていくはずだ。だから、この作品は良質なサーフィンのドキュメンタリーであるとともに、充実した生き方というものを考える機会を与えてくれる映画にもなっているのだ。もちろん、映像の美しさ、迫力も一級品である。サーフィンが好きなら確実に観てしまう作品だろう。でも、サーフィンに興味がない向きにもこの作品の魅力を味わってもらいたいと思う。ぜひ、劇場に足を運んでください。
  

ストーリー
「サーフィンの数だけの人生がある」
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 浜辺でサーフィンに興じる子供たち。誰もが波に乗るのに手間取り、でも乗り始めたらその瞬間を楽しみ続ける。どんなにうまいサーファーでも最初はそこから始まった。そして、より大きな波を求める冒険者たちは新たなスタイルでの命知らずの波乗りに挑戦している。海のない内陸部では、湖でサーフィンに興じる者たちがいる。半身不随になりながらもサーフィンを楽しむ青年がいる。男子顔負けの女性サーファーもいる。歳を取ろうがサーフィンを楽しむ親父がいる。何十年も休みなくサーフィンを続ける親父がいる。誰もがサーフィンを楽しみ、その数だけの人生が転がっている。映画はそんな人生を追い求める。
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