ホーム ライブラリー コラム プレゼント トレイラー ショップ 掲示板 会社概要
公開劇場一覧を別ブラウザで開きます。 前のページに戻ります
『シーディンの夏』
石碇的夏天/summer, dream
2001年/台湾/60分/16mm/カラー/1:1.33
配給:あかり屋/スローラーナー
オフィシャルサイト:
http://akari-ya.com/summer_dream/index.htm

キャスト スタッフ データ
ファン・チェンウェイ
マノン・ガルソー
リー・ショウ
シェー・チュンフェイ
リー・リェー
ダイ・リーレン
監督・脚本:チェン・ヨウチェー
製作:リー・ツーホン
撮影監督:チャンチャン
撮影:イエ・スークアン
音楽監督:高野寛
※第38回 台湾金馬奨 最優秀短編映画賞受賞 ※2002年 台北映画祭 最優秀フィクション映画賞受賞 ※第15回 東京国際映画祭「アジアの風」部門 正式招待 ※2002年 バンクーバ国際映画祭 正式出品 ※2002年 ハワイ国際映画祭 正式出品 ※2002年 釜山国際映画祭 正式出品 ※2002年 リヨン・アジア映画祭 正式出品

イントロダクション
「心のどこかで残り続けるであろう 帰省した夏の日々を描いた良作」 
 学生時代、田舎で実家の手伝いなどをしながら過ごす夏休み。大したこともなく過ぎていく日々の中で起こる些細な出来事から生じる気持ちの変化、成長。そんな日々を描いた作品が、この台湾映画『シーディーの夏』である。
 監督はこれが3作目の作品となる1977年生まれの新鋭 チェン・ヨウチェー。自らが主演もした30分の短編である第1作目『BABY FACE』は第37回台湾金馬奨、第11回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭に正式出品。第2作のDV短編である『The Most Horrible Sound in the World』も第37回台湾金馬奨のDV部門に正式出品。そして、60分の短編であるこの作品『シーディーの夏』は第38回台湾金馬奨 最優秀短編映画賞、2002年台北映画祭 最優秀フィクション映画賞を受賞し、東京国際映画祭、バンクーバー国際映画祭などにも正式招待されている。今後の活躍が大きく期待される台湾の期待の映画監督である。
 監督はこの作品『シーディーの夏』について、ある時に「シーディー」という場所で見た光景から、ここを舞台にしようと思い、何度も通っているうちに独特の空間的魅力に引き込まれたことや、そこの街中を歩いていると覗かれているような感じを受けたこと-その土地の人々から孤立しているという差異-がモチーフのひとつになっていると語っている。そして、作品の中にはその差異の象徴として、ケベック人女性が登場してる(もちろん、主人公も差異を抱えているのだが)。
 新人や若手俳優、スタッフを中心に製作されたこの作品だが、話の雰囲気、感情の自然な流れを的確に伝えるゆったりとした映像を生み出した撮影監督にエドワード・ヤン監督の『恐怖分子』などで撮影監督を担当してきたチャン・チャンと、話の流れに全く無駄のない編集作業を行った編集者 チェン・シャオトンというふたりのベテランが参加している。また、音楽は日本の高野寛が担当している(高野寛と監督のコラボレーションはこの作品を機にビデオ・クリップの撮影など現在まで続いている)。
 穏やかな流れの中で描かれる懐かしさ、優しさ、美しさ、ちょっとした意地悪さ。そして、最期に自然と湧き上がってくる感動。大きな作品ではないけれども、きっと心のどこかにずっと残っていくであろう良作です。

ストーリー
「故郷シーディンでの夏の物語」
 この夏、シャオツーは海外短期留学をするはずであったが、父親の投資していた株が暴落し、その計画も中止になってしまった。仕方なく故郷のシーディンに戻ったシャオツーは、そこで母親も工場に住み込みで働きに出ることを聞く。空いた部屋は間貸しするのだという。おばあちゃんとシャオツーのふたりの夏。シャオツーは実家の雑貨屋に座りながら、昔の彼女と偶然、再開したりとなんとなく毎日を過ごしていた。
 そんなある日、シャオツーの所に間借り人がやってくる。間借り人はケベック人の女性 エリサ。中国語も達者なエリカはシーディンの小学校の夏季英語講習の教師としてやってきたのだった。
 シャオツー、おばあちゃん、エリサの3人での生活。その日からシャオツーのなんてことない毎日が少しだけ動き始める・・・・。
movilog
ピックアップムービー
サーチ
DVD比較はベストプライス


リンク
メールマガジン登録
神雕侠侶オフィシャルウェブサイト
ベクター・メディカルテック・ジャパン
*giggle
本サイトをご覧になりるにはFlashPlayerが必要です。 IE5.0以上推奨 画面サイズ推奨800×600以上 お問い合わせ先