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『怪談新耳袋 劇場版』
配給:スローラーナー
オフィシャルサイト:
http://www.actcine.com/sinmimi/roadshow.html


キャスト スタッフ データ
『夜警の報告書』
竹中直人/ 林泰文/ 嶋大輔
『残煙』
坂井真紀/ 坂上香織/ 佐藤康恵
『手袋』
高岡早紀/ 大沢樹生
『重いッ!』
井上晴美/ 大沢樹生
『姿見』
上条誠/ 内野謙太
『視線』
堀北真希
『約束』
曽根英樹/小野寺昭
『ヒサオ』
烏丸せつこ
監督:
 吉田秋生(『夜警の報告書』)
 鈴木浩介(『残煙』、『重いッ!』)
 佐々木浩久(『手袋』)
 三宅隆太 (『姿見』)
 豊島圭介 (『視線』)
 雨宮慶太 (『約束』)
 平野俊一 (『ヒサオ)
プロデューサー:
  丹羽多聞アンドリウ
  山口幸彦
脚本:三宅隆太
原作:木原浩勝
   中山市朗
撮影:近江正彦
編集:木村悦子
美術:橋本優
音楽:遠藤浩二
2004年/日本/ビデオ/カラー/1時間32分

イントロダクション
「ベストセラーとなり、TV放送もされている人気シリーズ『怪談新耳袋』の映画化作品」
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  ある夜、100本の火を灯した蝋燭が揺らめく部屋。その場に集った者たちがひとりずつ順繰りに怪談を語っていく。ひとりが語り終わるごとに消されていく蝋燭の灯。そして、100本目が消されたときに何かが起こる・・・・。これは誰もが知っているであろう“百物語”という遊びである。この“百物語”がいつごろから始まったのかは不明だが、最も流行したのは江戸時代で「百物語をすると化け物が出る」などと戒められていたともいう。そして現在ではインターネット上でも数々の“百物語”が綴られている。今回紹介する作品『怪談新耳袋 劇場版』はそんな“百物語”に連なるオムニバス作品である。
 原作はベストセラーでもある木原浩勝と中山市朗による『新耳袋 - 現代百物語』シリーズ。著者の聞き取り取材により収集された個人の恐怖、不可思議な体験を集めた内容の本である(1冊に99の話を詰め込み、現在、9冊目まで刊行されている)。
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 タイトルが『怪談新耳袋 劇場版』となっていることや、“百物語”に連なると書いたことからも分かるように、この作品はBS-iにてTV放送されたショートフィルム『怪談新耳袋』(DVD化もされている)の映画版である。そして、そのテレビ版のショートフィルムから語られ続けた話は、この映画版を含めて65話となっている。もちろん、その後も99話まで続いていくわけだ(100話目は自分自身で語るのが流儀です)。TV版の『怪談新耳袋』は、監督に『呪怨』の清水崇、『リング0』の鶴田法男、『リング』シリーズの脚本家である高橋洋、『恋する幼虫』の井口昇、『地獄甲子園』の山口雄大、数々のTVドラマで知られる吉田秋生などホラー界の巨匠や若手監督、TVの演出家を起用し、内山理名、ともさかりえなど若手俳優を中心とした出演で製作されている。
 今回の作品『怪談新耳袋 劇場版』はこの劇場版のために撮られた8話の物語で構成されている。監督はTV版にも参加している吉田秋生、鈴木浩介(『エコエコアザラク』)、佐々木浩久(『発狂する唇』)、豊島圭介、三宅隆太に加え、『ゼイラム』シリーズなど特撮やアニメで活躍する雨宮慶太、「ブラックジャックによろしく」などTVドラマの演出で活躍する三宅隆太の7人。出演は竹中直人、坂井真紀、高岡早紀、掘北真希、井上晴美、林泰文、大沢樹生、北村一輝、烏丸せつこなど若手から実力派までの多彩な面々である。
 原作を読んだ方なら分かると思うが、そこに集められた話はホラーという枠、怖さのみを抽出したような物語ではなく、個人の恐怖や不可思議な体験がまとめられたものである。記述も客観的であるため、そこに期待した怖さを感じない方も多いと思う。ただ、身近で起こった出来事を淡々と綴るからこそ感じる恐怖も存在している。
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 今回映画化された作品もそういった原作のテーストをきちんと踏まえた上で製作されている。怖さを前面に押し出すというよりも、個人が味わった恐怖や不可思議な体験を時には1人称で、時にはドラマ的に語っていくのだ。それはどこにでもいる普通の人に起こった怨念や得体の知れない現象に関する話である。純粋に映像的な表現で怖いと感じさせる話もあるし、どこかで聞いたような話もある。そして、すごく切なさを感じさせる話もある。聞き取り取材を元にした原作を出来る限り崩すことなく、限られた時間というフォーマットの中で映像化した作品群が提示するものは、恐怖というよりもやはり不可思議さなのである。その不可思議なことが身近に転がっているからこそ恐怖も深まっていくのだろう。ヴァラエティーに富んだ作品の中でどれが一番怖いか、お気に入りか、気になるのかなど感じながら観るも良し、あの不可思議な味わいを抱えながら映画館を後にするも良しの暑さと残暑きわまる時節にはぴったりの作品です。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。

ストーリー
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「公開される作品の詳細」
公開される8本の詳細は以下の通りです。

  ある廃墟と化した空きビルの警備をする担当者は不思議な報告書を残し、ほとんどが数日で辞めてしまう。彼らの見たものは何だったのかという『夜警の報告書』。
 会社の旅行での宴会を抜け出し、夜の山道で迷ってしまったOL3人。彼女たちのたどり着いた先にあったものはという『残煙』。
 別れた男が久々に訪ねてきたその夜から彼女は夜毎、見えない手に首を絞められることになるという『手袋』。
 ある夜、余りの体に圧し掛かる重さに目を覚ました彼女が見たものはという『重いッ!』。
 高校卒業を目前に控えた二人の男子高校生。体育館でバスケットに興じる彼らにはやり残したことが、ひとつだけ残っていた。それを試みた彼らの身に起こったことはという『姿見』。
 10年後の自分の姿を語るというビデオに写りこんでいた看護婦らしき霊の姿。そのビデオは文化祭で上映されることになるのだがという『視線』。
 編集者である叔父の留守の家を預かることになった浩之。留守を預かるに際して、叔父は奇妙な条件を約束として残していったという『約束』。
 家で息子に語りかけ続ける母親。その息子が水浸しにした床を拭く母親。彼女と息子の関係とはという『ヒサオ』。
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