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『沙羅双樹』
2003年/日本/99分/ビスタサイズ/DTS STEREO
配給:日活/リアルプロダクツ
オフィシャルサイト:http://www.sharasouju.com/

キャスト スタッフ データ
福永幸平
兵頭祐香
生瀬勝久
樋口可南子
河瀬直美
監督・脚本:河瀬直美
製作:高原健二/安達暁子/猿川直子/長澤佳也
撮影:山崎裕
照明:佐藤譲
録音:森英司
音楽:UA
※第56回年カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品作品

イントロダクション
 「日常を美しく切り取った河瀬直美監督の新作」
 『萌の朱雀』で、カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞という鮮烈なデビューを飾り、続く『火垂(ほたる)』でロカルノ国際映画祭コンペティション部門の国際批評家連盟賞、ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞のダブル受賞など栄誉に輝いた映画監督 河瀬直美。その作品に続く、待望の劇場作がこの『沙羅双樹』である(この作品も本年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、受賞は逃したものの、高評価を得た)。 『火垂』がロカルノ映画祭で上映された頃、17歳の少年犯罪や事件が新聞やテレビをおおっていたが、報道されている内容は表面的なことばかりで、彼らの内面的なものが抜け落ちていたことを疑問に感じた河瀬監督が、少年の内面が語られていく映画を撮りたいと思ったのが、この映画の発端。最初はそれに合わせ、新興住宅地を舞台にした作品を考えていたが、リアリティーの無さから方向転換。『萌の朱雀』、『火垂』に続き、生まれ育った故郷 奈良を舞台に少年を含む長い歴史のある家族の損失から再生の物語を描くことになったという。
 出演は、この映画のために監督自らがスカウトした新人 福永幸平、兵頭祐香のふたりに、ベテラン 樋口可南子、幅広い役柄で人気の生瀬勝久。監督自身もこの作品で女優デビューを果たしている。また、UAがエンディングで非常に印象的な歌声を披露している。
 奈良の町を舞台に、そこに生活し続ける家族の損失から再生、希望、そして当たり前の日常を描いた作品『沙羅双樹』。過ぎ行く日々、当たり前の日常を描いた非常に美しい作品です。そんな日常が気になるようだったら、ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
 「この町に活きる喜び。この人と生きる喜び。」
 1997年夏、古い建造物が残る奈良の町並み。そんな一画に代々墨職人を受け継いでいる麻生家がある。そこに圭と俊という双子の兄弟がいた。その日、いつものようにふたりで遊んでいた圭と俊。路地を走り出した圭を俊は追いかけていくが、神隠しにでもあったように圭の姿は消えてしまう。それから圭の行方は分からなかった。
 圭がいなくなって5年がたった2002年の夏。俊は17歳の高校生。父親は間近に迫った“バサラ祭り”の準備に余念が無く、母親は新しい命を宿していた。俊は幼馴染で同級生の夕と過ごしたりしながらも、美術部に所属し、教室や家の屋根裏で絵を描き続けている。実は、ふたりは言葉にならない淡い気持ちを抱えていた。日々はそんな風に淡々と過ぎていた。
 ある日、そんな彼らの家に警察がやってくる。それは5年前に突然目の前から消えた圭の消息に関することだった。忘れたようで忘れていない傷。それが明らかになることで、家族は損失という事実を確認していかなければならなかった。一方、夕にも彼女自身にまつわる秘密が明かされていた。町はいつものペースで日々を重ね、“バサラ祭り”の日が近づいてきていた。
(C)2003 日活/よみうりテレビ/ビジュアルアーツ/リアルプロダクツ
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