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『西洋鏡』
Shadow Magic
2000年/アメリカ・中国/115分/カラー&モノクロ/ビスタ/ドルビー
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

キャスト スタッフ データ
シア・ユイ
ジャレッド・ハリス
シン・ユイフェイ
リウ・ペイチー
ルー・リーピン
リー・ユーシェン
監督・製作・脚本:アン・フー
脚本:ホアン・タイ
タン・ルーイ
撮影:ナンシー・シュライバー
音楽:チャン・リダ
※第14回東京国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
※あいち国際女性映画祭2001出品
※第20回中国金鶏賞最優秀合作映画賞受賞
※第37回台湾金馬奨観客投票特別賞受賞

イントロダクション
 「自分は中国で育った。その中で、社会に同化するのが中国で生きる術だと学んだが、自分は常にアウトサイダーだった。この映画の主人公もアウトサイダーであり、そのような性格が彼の運命を決めていく。映画の中での彼の選択は自分の体験に基づくもので、自分だったらどうするかを考えて脚本を書いた。」監督・製作・脚本のアン・フーはそう語る。20世紀初頭、伝統を重んじる中国で映画に情熱を燃やしたイギリス人と、新しい発明品に夢と希望を託した中国人。初めは映画を拒絶していた中国人たちも、しだいにそこに込められたロマンに染まり、映画が吹き込んだ清新な風が中国文化の新しい世紀を切り拓いていく…というのが本作のストーリーである。この作品のもとになったのは、1905年に京劇役者タンが演じた中国初の劇映画『定軍山』が、フォンタイ写真館で撮影されたという史実。ここからアイデアをふくらませ、映画草創期の人々を愛情こめて描いたのは、中国出身のアメリカ人女性監督アン・フー。異文化の融合を描いたこの物語には、文化大革命を体験し、その後アメリカに留学した監督自身のバックグラウンドが活かされている。主演の二人に選ばれたのは、チアン・ウェン監督の『太陽の少年』でベネチア映画祭主演男優賞に輝いたシア・ユイと、名優リチャード・ハリスの息子ジャレッド・ハリス。映画への愛に満ちた、中国版ニュー・シネマ・パラダイス』とも言うべき作品である。

ストーリー
1902年、北京。京劇の大スター、タン(リー・ユーシェン)の来訪を前に、フォンタイ写真館は準備に追われていた。その騒ぎの渦中、カメラマンのリウ(シア・ユイ)は蓄音機で西洋音楽を流して悦に入っている。新し物好きの彼は、西洋の最新発明にすっかり夢中だった。そこへ、一人の西洋人が現れる。彼の名はレイモンド・ワレス(ジャレッド・ハリス)。“西洋鏡”と呼ばれる活動写真で一攫千金を目論み、イギリスから乗り込んできたのだ。しかし、外国人に対する反感は根強く、英語でまくしたてる彼は店員たちに放り出される。ところが、リウの好奇心は彼を映画小屋へと向わせた。画面に瞬く光を目にした瞬間、彼は映像の魔力に魅入られた。銀幕に映し出されるリュミェールのフィルムの数々。リウは客の呼び込みを買って出て、“西洋鏡”はあっという間に人々の間に広まっていった。リウは写真館主のレン(リウ・ペイチー)や父親に内緒で上映を手伝い、しだいにレイモンドとの間に友情が芽生えていった。ある日、裕福な未亡人との縁談がリウのもとに舞い込んでくる。しかし、リウはタンの写真撮影に同行してきた娘のリン(シン・ユイフェイ)に恋していた。彼女もリウに惹かれていたが、タンは“西洋鏡”が京劇の観客を奪うことを恐れていた。
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