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『ロベルト・スッコ』
ROBERTO SUCCO
2001年/スイス・フランス/124分/カラー/1×2.35/
ドルビーSRD
配給:セテラ/バップ
オフィシャルサイト:http://www.robertosucco.com/

キャスト スタッフ データ
ステファノ・カセッティ
イジルド・ル・ベスコ
パトリック・デリゾラ
ヴィヴィアナ・アリベルティ
エステル・ペロン
ヴァンサン・デネリアーズ
レイラ・サッシ
監督・脚色:セドリック・カーン
製作:ジル・サンドーズ
パトリック・ソベルマン
撮影:パスカル・マルティ
美術:フランソワ・アベラネ
音楽:ジュリアン・シヴァンジェ
衣装:ナタリー・ラウル
※カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品
※本年度セザール(仏アカデミー)賞有望新人男優+新人女優賞ノミネート

イントロダクション
  「パスカル・フロマンの原作をベルナール-マリ・コルテスの戯曲「ロベルト・スッコ」の映画化を提案された後に知りました。私は原作をジェイムズ・エルロイの小説を読むようにむさぼり読みました。そしてこの三面記事のような事件に取り憑かれてしまい、この事件を理解したいと試みたのです。何よりも、この本は映画化するにふさわしい素材だと思いました。」セドリック・カーン監督はそう語る。昨今の[理由なき殺人犯]第一号といえる彼の短い半生を、ジャーナリストのパスカル・フロマンが3年間の長期取材を経てルポルタージュとして出版。内外で大きな反響を呼んだ本書の映画化に、前作『倦怠』でルイ・デリュック賞に輝き、最も次回作が待望される監督となった気鋭セドリック・カーンが挑んだ。カーン監督は彼の心理にチープな説明を加えず、劇的にするための脚色も一切拒否。 精神分裂症の疑いがあった彼が実際にとった行動だけを徹底して追い、本人の中では正常な状態である〈混沌〉を捉えることに成功した。本作ではスッコ役に全くのド素人ステファノ・カセッティを抜擢。一度見たら忘れられない視線の鋭さと一触即発のヤバさをはらんだ存在感で、いきなりセザール(仏アカデミー)賞新人賞にノミネート。スッコの本性を知らぬまま恋し、結果数少ない“生存者”のひとりとなった娘レア役には若干19歳のイジルド・ル・べスコ。こちらも本作で、前年度の『発禁本−SADE』に続き2年連続セザール賞候補となり、今後も公開作が続々スタンバイの注目女優だ。

ストーリー
1981年3月9日。ヴェニス、メストレ(イタリア北部)。住宅街に警察の車が急行する。ガラス戸を破り警官たちが住居に突入する。台所で血のついたナイフが見つかった。浴槽に、たがいちがいに折り重ねられた男女ふたつの遺体が見つかった。発見者の警官とその同僚はふたりとも思わず口元をおさえた。こんな凄惨な場面は見たことがなかったからである。  その5年後。南フランス、トゥーロン。浜辺のクラブで、恋人たちに時計を売りつけようと、外国訛りのあるフランス語をまくし立てる若い男がいた。少女がそんな彼を遠くから愛おし気に見つめていた。ふたりの視線が合い、男が彼女に近付く。彼の名はカート(ステファノ・カセッティ)といった。彼女の名はレア(イジルド・ル・ベスコ)といった。ふたりはダンスを踊り、ごく自然に恋仲となった。  カートは謎めいていた。作り話ばかりなのに本人には嘘の自覚がないようだった。アクセントがイタリア人みたいだった。レアに見抜かれ、彼は少しだけ生い立ちを語る。父親は警官、そして自分の国を嫌っているらしい。  夏のヴァカンスが終わりに近付き、レアは実家のアヌシーに戻らなくてはならなかった。 トゥーロンでの最後の日、レアはカートの自宅に行った。そしてふたりは、結ばれた。
(C)2001 AGAT FILMS & CIE
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