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『ピニェロ』
配給:メディア・スーツ
オフィシャルサイト
http://www.mediasuits.co.jp/pinero/

キャスト スタッフ データ
ベンジャミン・プラット
ジャンカルロ・エスポジート
タリサ・ソト
ネルソン・バスケス
マイケル・ライト
マイケル・アービー
リタ・モレノ
ジェイム・サンチェス
ローム・ニール
マンディ・パティンキン
監督・脚本:レオン・イチャソ
プロデューサー:
ジョン・ベノッティ
フィッシャー・スティーヴンス
ティム・ウィリアム
撮影監督:ゥラウディオ・チェア
美術:シャロン・ロモフスキー
編集:デイヴィッド・テデス
衣装:サンドラ・ヘルナンデス
音楽:キップ・ハンラハン
2001年/アメリカ/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD/1時間35分

イントロダクション
「伝説的ニューヨリカンミゲル・ピニェロの破天荒な生涯を映画化」
 ミゲル・ピニェロという人物を知っている方がどれ位いるのだろうか。詩人、俳優、戯曲家としてのアーテイストの顔を持ちながら、ジャンキーで武装強盗など犯罪を繰り返した人物。現在もポエット・リーディングのメッカ、ニューヨークのプエルトリコ人などラテン・コミュニティーの文化の発信点として活動の場を提供し続けているニューヨリカン・ポエッツ・カフェの創設者(ちなみにニューヨリカンとは、ニューヨークとプエルトリカンを組み合わせた言葉で、ニューヨーク生まれ(育ち)のプエルトリコ人を指している)。そして、今もニューヨークのラテン・コミュニティーの間で語り継がれる人物。それがミゲル・ピニェイロという人物なのである。そんな彼の短すぎる生涯を映画化した作品が、今回紹介する『ピニェイロ』である。
 監督はウェズリー・スナイプス主演のアクション作品『シュガーヒル』やニューヨーク・サルサを代表するミュージシャンであるルーベン・ブラデス主演の『クロスオーバー・ドリーム』のレオン・イチャソ。キューバのハバナに生まれ、アメリカに暮らすラティーノである。監督自身はこの作品について「ミゲル・ピニェロについて、最初私は無知に近い状態だった。ただ、破天荒な彼にまつわる話については業界や周辺の多くの人と同様に知っていた。この作品の話が持ち上がってきたのはちょうど『シュガーヒル』(1993)の撮影中で、彼の生涯について友人と話しているうちに、これは映画化したら面白くなるなと思い、彼の作品を読み、学び始めたのです。彼は(私を含め)多くの人に共感と衝撃を与えたのだから、必ずいい映画になるという確信を深めました。」と語っている。主演は『ケイティ』、『デンジャラス・ベユーティー』のベンジャミン・ブラッド。ミゲル・ピニェイロの持っていたであろうパワーと葛藤を見事に演じている。共演は『ウエストサイド物語』(これもプエルトリカンと白人の抗争がテーマでしたね)でアカデミー賞助演女優賞を受賞している名優リタ・モレノ、『007/消されたライセンス』でボンドガールを演じたタリサ・ソト、『マルコムX』などのスパイク・リー作品をはじめ多くの作品に出演するジャンカルロ・エスポジート。音楽はニューヨークの先鋭音楽プロデューサー キップ・ハンラハンが担当。ピニェロとも交流があり、ニューヨーク・ラテンカルチャーにも精通した彼が選び出したトラックはブガルー、最盛期のニューヨーク・サルサなど最高内容である。
 ピニェロの弟ドディ・ピニェイロ、ピニィロの親友でニューヨリカン・ポエッツ・カフェの共同創設者ミゲル・アルガンなどからの多大なアドバイス、地元のコミュニティーの協力を得ることにより出来上がった作品は、カラーとモノクロを使いながら現在と過去を綴る映像とたたみ掛けるように繰り出されてくる言葉の組み合わせにより、作品それ自体が詩とも捉えられるような作りになっている。その部分にうまく入り込めるか、込めないかがこの作品を気に入るかどうかの境目になるだろう。映画としてのタッチは違うが、ジム・キャロルの日記を映画化した『バスケットボール・ダイアリーズ』やバスキアの『DOWN TOWN 81』、『バスキア』などやニューヨークのカルチャーが好きな方は必見ではないでしょうか。また、ビートなどの詩人、ラップの好きな方(ラスト・ポエッツと親交もあった)にとっても見逃せない作品であるはずです。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
「ドラッグ、強盗、服役、そして時代の寵児となり・・・・」
 プエルトリコのグラボで生まれたミゲル・ピニェロは、子供の頃にアメリカへと移住した。移民の子として育った彼は、世間の冷たい目から逃れるように、ドラッグ、強盗、その結果としての服役を繰り返していた。そんな何度目かの服役の時、彼はストリートの言葉を巧みに操るライムで仲間内から賞賛され、服役体験を基に戯曲「ショート・アイズ」を書き上げる。非常にショッキングな内容を持ったドラマは大きな注目を浴び、トニー賞へのノミネートなど彼は一躍新たな才能の登場として持ち上げられることとなる。時代の寵児としてもてはやされるピニェロ。兄として慕うミゲル・アルガリンとのニューヨリカンの文化コミュニティーとしてのニューヨリカン・ポエット・カフェの創設などその前途は大きく開けているはずだったのだが。
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