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『日常恐怖劇場 オモヒノタマ 〜念珠〜』

配給:衛星劇場
オフィシャルサイト:http://www.omoinotama.com/


キャスト スタッフ データ
『念ヒ』:小島聖
     原史奈
     村杉蝉之助
『自販機の女』:遠藤雅
        樹里
『オレオレ』:瑛太
       森下能幸
『リアル』:加藤雅也
      石堂夏央
      竹中直人
      嶋田久作
『茸狩り』:金子貴俊
      高岡蒼佑
      岡田めぐみ
『エドちゃん』:笑福亭松之助
        吹越満
『ECHOES』:佐藤慶章
      横山通乃
      紺谷みえこ
      オダギリジョー
『猫の手』:栩原楽人
      小谷野謙太
      秋山拓也
『マンション』:光石研
        山村美智
        栗田梨子
総合監督、監督、脚本:岡野正広
監督、脚本:河田成人
   楠本直樹
   久保年且
プロデューサー:溝口靖
        吉田浩二
脚本:梅沢壮一
   佐々木一樹
撮影:橋本桂二
音楽:高橋哲也
2004年/日本/カラー/ステレオ/ビデオ

イントロダクション
「日常生活に横たわる9つの恐怖を描いた従来のジャパニーズ・ホラーとは毛色の違う作品」
▲『オレオレ』
 ハリウッドが大きく注目するアジアン・ホラーの中で最も注目を浴びるジャパニーズ・ホラー。『リング』に始まったその波は『呪怨』、『仄暗い水の底から』などの作品のリメイク権獲得に留まらず、監督自身のハリウッドへの進出などより大きな波へと変わってきている。そういったジャパニーズ・ホラーと呼ばれる作品群に、ちょっと毛色の変わった作品が登場した。それが今回紹介する作品『日常恐怖劇場 オモヒノタマ 〜念珠〜』である。
 この作品の毛色が変わっているところは、まず、全9話の長編オムニバス作品であること(しかも、その9話をすべて観るためには3回も映画館に足を運ばねばならないし、最終の9話はそれまでの作品のエピソードが様々な形で絡み合ってくる)、風刺というまでにはいかないかも知れないが、社会的な話題が散りばめられているところ、タイトルの頭にも“日常恐怖劇場”という文字が入っているが、自分の住む日常に横たわる恐怖を描いているところ、そしてSFX、CGを使用したヴィジュアル面であろう。
▲『念ヒ』
 これら9話の総合監督を手がけ、うち5作でメガフォンを取ったのが、この作品が長編作品としての監督デビューとなる岡野正広。10代の頃より自主制作映画を撮り始めていた彼は20歳のときに渡米し、『死霊のしたたり2』などで知られるスペシャルメイクアップアーティストのスクリーミング・マッド・ジョージに師事。あのジェームズ・キャメロン監督の作品『アビス』に参加する。帰国後は『帝都大戦』の特殊造形に参加するなど映画だけではなくCM、プロモーションビデオ、アミューズメント・パークの造形製作など多方面で活躍している。従来のジャパニーズ・ホラー作品とは違い、SFXやCG、特殊造形などがふんだんに取り入れられているのは彼の今までの活動に負うところが多い。そして監督自身はこの作品について「基本的に、今のホラー映画ブームを裏切りたいという気持ちがあった。みんな、もう飽きているんじゃないかなと思って。」と語っている。
 そんな今のホラーブームへのいい意味での裏切りをこめた、全く普通の人が恐ろしい出来事に巻き込まれていくという日常の恐怖をテーマとした脚本は、監督とスタッフによるミーティングにより出てきたアイデアを膨らませていったオリジナルなものだという(だからこそ、時事ネタがうまく放り込まれているのだろう)。製作が衛星放送(衛星劇場)であることもこうした部分にはうまく作用したらしく、地上波や映画製作よりも縛りのない自由度の高い試みが出来たという。
▲『茸狩り』
 比較的若いスタッフたちが生み出したオリジナルなストーリーに魅了されて、出演を了承した出演陣も佐藤慶、笑福亭松之助、オダギリジョー、小島聖、加藤雅也、竹中直人、嶋田久作、原史奈、吹越満、瑛太などベテランから若手まで本当にバラエティー豊かな役者たちが集合している。こうした出演者も作品の大きな見所のひとつであることは間違いない。
 “オレオレ詐欺”、“江戸川のエドちゃん”という社会的な話題になったもの、ちょっとドラえもん的な話を思わせる現実と仮想現実が合致する物語、禁断のドリンクを販売する自動販売機、ネットで知り合った3人が迷い込んだ茸狩りツアーという都市伝説的な物語など全9話の作品は本当にヴァラエティー豊かである。どの話がよく出来ているとか、好きだとか、最も怖いとか、そういう形で従来のジャパニーズ・ホラーとは一味違うこれらの作品を楽しんでもらえればと思う。ぜひ、劇場に足を運んでください。

ストーリー
▲『ECHOES』
「9作品の簡単な紹介」
 一瞬、『呪怨』ぽさを感じさせる壱の珠(第1話)の『念ヒ』、禁断のドリンクを売る自動販売機をテーマにした弐の珠『自販機の女』、オレオレ詐欺をテーマにした悲しさもある参の珠『オレオレ』、一人の医師が感じてしまったリアリティーをテーマにした死の珠『リアル』、ネットで知り合った3人が茸狩りで出会う恐怖を描く伍の珠『茸狩り』、江戸川のエドちゃんをテーマにした六の珠『エドちゃん』、バラバラ死体に残されたタトゥーが繋ぐ闇を描いた七の珠『ECHOES』、現実と仮想現実が入り混じっていく世界を描く八の珠『猫の手』、そしてこれまでの作品が繋がっているマンションの一室での出来事を描いた苦の珠『マンション』。なお、公開は以下の3つのプログラムに分けて行われています(Aプログラム:壱・弐・参、Bプログラム:死・伍・六、Cプログラム:七・八・苦)。
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