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『ネコのミヌース』
MINOES
配給:「ネコのミヌース」上映委員会
IMAGICAエンタテインメント/オンリー・ハーツ/
ピーディディ)
オフィシャルサイト:http://www.nekonominoes.com/


キャスト スタッフ データ
カリス・ファン・ハウテン
テオ・マーセン
サラ・バンニール
ピエール・ボクマ
マリサ・ファン・エイレ
オルガ・ザウデルフック
ケース・フルスト
シャーク・ヴォンテルセ
ハンス・ケスティング
監督、脚本:フィンセント・バル
製作、脚本:バーニー・ボス
脚本:タマラ・ボス
撮影:ウォルター・ヴァン・デン・エンデ
編集:ペーター・アルデルリーステン
美術:フィンセント・デ・パーテル
衣装:ベルナデッテ・コルステンス
音楽:ペーター・フェルメールス
※オランダ・アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀女優賞 受賞
※2002年モントリオール国際子供映画祭 最優秀作品賞 受賞
※シカゴ国際子供映画祭 子供審査員賞<最優秀国際映画部門>受賞
※カイロ国際子供映画祭 子供審査員最優秀作品賞 受賞
ほか、各地映画祭で受賞

2001年/オランダ/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル(マーク)/1時間29分

イントロダクション
「子供から大人まで愉しめるオランダを代表する児童文学の映画化」
 児童文学の世界の映画化といえば、エーリヒ・ケストナーによる先ごろ公開され大ヒットした『飛ぶ教室』や『エーミールと探偵たち』、『点子ちゃんとアントン』などの作品、その他にも『赤毛のアン』、『ピノッキオ』、最近では『ハリー・ポッター』シリーズなど数多くの作品がある。そんな中、オランダを代表する児童文学者であるアニー・M・G・シュミットの代表作「ネコのミヌース」が映画化された(蛇足だが、日本で最も有名なオランダを代表する児童文学者といえば、ミッフィーのディック・ブルーナであろう)。それが今回紹介する作品『ネコのミヌース』である。
 アニー・M・G・シュミットの作品の映画化では最近『クリビアにおまかせ!』が日本では初めて公開されたが、「オランダの日常を知り尽くしたシュミットの作品には、生き生きとしたオランダがある。だからこそオランダ中が彼女の作品を読む」とまで称された彼女の作品はオランダ人にとっては何世代にも渡って読まれ続けているスタンダードなものである(もちろん、彼女のファンは世界中にたくさんいる)。この作品『ネコのミヌース』も公開と同時にオランダ国内では大ヒットを記録し、オランダのアカデミー賞にあたるオランダ映画祭において最優秀作品賞と最優秀女優賞を受賞している。また、世界各国の映画祭にも出品され、モントリオール子供国際映画祭の最優秀作品賞など数多くの賞を受賞している。
 ふとしたことから人間の女性の姿になってしまったネコ ミヌースに気弱で引っ込み思案の新聞記者 ティベが出会い、小さな町に起こる事件の解決を通して成長していくという物語を描いたこの作品、ネコが人間に変身してしまう破天荒なストーリーに惚れこんだという監督のフィンセント・バルとプロデューサーのバーニー・ボスは、ふたりで原作を脚色化したという。監督はもちろん、出演する役者たちも日本では全く知られていないが、誰もがオランダを中心に活躍する実力派である。
 児童文学の映画化、子供国際映画祭の最優秀賞を受賞しているということからどうしてもお子様向けの映画というイメージを持ってしまう人がいるかもしれないが、『飛ぶ教室』などがそうであったように、この作品は大人にとっても十二分に楽しめる作品に仕上がっている。オランダのアカデミー賞にあたるオランダ映画祭の最優秀作品賞と最優秀女優賞を受賞したのも納得の作品なのである。その魅力を一言で表せば“キュート”という言葉に尽きると思う。 
 その“キュート”さを最も体現しているのが主役のミヌースを演じるカリス・ファン・テンである。オランダでは映画からテレビ、舞台までと幅広く活躍する彼女の演じる人間になってしまったネコの仕草が本当に素晴らしく“キュート”。着ている衣装も本当に“オシャレ!”である。それは観ているこっちがメロメロになってしまうほど。そんなネコ人間の彼女を取り巻く老齢から若いものまでという様々なネコたちの演技にも脱帽。多分、この部分でネコ好きはノックアウトされてしまうはずである。それにプラスして絵本の世界から抜け出たような町並みの映像、音楽、気弱な新聞記者ティベを演じるテオ・マーセンをはじめ、大家さんや大家さんの娘、魚屋さん、市長など出てくるキャラクターも魅力的である。本当に原作の魅力溢れるキャラクターたちがそのまま映画の中に登場したという感じなのである。ストーリー自体はシンプルなのだが、だからこそ子供から大人までが観て、楽しめて、心もあたたまる作品に仕上がっている(しかし、ヨーロッパの児童映画の質は高いですね)。
 公開に際しては、字幕版と併せ、室井茂、利重剛が吹き替えをした日本語吹き替え版(室井茂、利重剛が吹き替えをしたもの)も公開されるので、子供と観に行くこともお薦めします。また、この作品は劇場公開後に全国をキャラバン上映していく計画があるそうです。有志が集まれば、上映できるという企画みたいですので、どうしても観たい方は企画をしてみたらいかがでしょうか。そして、劇場に足を運べる方は、ぜひ、観に行ってください。

ストーリー
 「人間になったネコ ミヌースと気弱な新聞記者ティベ」
 引っ込み思案で気弱な新聞記者のティベ。彼は特ダネをものにすることが出来ず、新聞記者をこのまま続けることが出来るのかも微妙なところ。そんなある日、彼は木の上にいる女の子に出会う。これは特ダネかもと思った彼だが、あっという間にその子を見失ってしまう。しかし、その女の子は下宿に戻ったティベの所に屋根から姿を現した。
 ミヌースと名乗るその女の子は突然、ネコから人間へと姿を変えたのだった。それなので、時折見せる仕草はちょっと変なのである。そんな彼女をティベは追い払おうとしたが、彼女の持ってきた情報により、ティベは新聞のスクープをものにすることが出来た。これもミヌースのネコ仲間の情報網の賜物であった。そうした情報網からティベはスクープを連発し、ミヌースは彼の秘書となる。そんな時、町で一番の名士であるエレメートさんに関するスクープが舞い込んでくる。ティベはこれを記事にするが、逆に町中の信用を失ってしまう・・・・。
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