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『みんなのうた』
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイト:http://www.warnerbros.co.jp/

キャスト スタッフ データ
ハリー・シアラー
マイケル・マッキーン
クリストファー・ゲスト
ユージーン・レビー
キャサリン・オハラ
ボブ・バラバン
ジェイン・リンチ
ジョン・マイケル・ヒギンズ
パーカー・ポージー
フレッド・ウィラード
マイケル・ヒッチコック
ラリー・ミラー
ジェニファー・クーリッジ
監督、脚本:クリストファー・ゲスト
製作:カレン・マーフィー
脚本:ユージーン・レビー
撮影監督:
アーリーン・ドネリー・ネルソン
編集:ロバート・レイトン
美術監督:
ジョーゼフ・T・ギャリティー
衣装:デュリンダ・ウッド
音楽:ジェフリー・CJ・バンストン
2003年 ニューヨーク批評家協会賞 助演男優賞 受賞

2003年/アメリカ/カラー/SRD・SDDS・DTS/1時間32分

イントロダクション
「モキュメンタリーの巨匠!クリストファー・ゲストの最高傑作!」
(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved / (C)2003 Castle Rock Entertainment
 ピーター、ポール&マリー、キングストン・トリオ、ブラザース・フォア、イアン&シルヴィア、ジョーン・バエズ、ボブ・ディラン。彼らの共通項は1960年代にニューヨークのグリニッヂヴィレッジを中心に沸き起こったフォーク・ムーヴメント(といって良いんだよね)の担い手であったということである(ここで生まれたフォークブームはその後、70年代のシンガー・ソングライターという形で受け継がれていくわけです)。日本でも森山良子なんかがこの当時の曲をカバーし、僕なんかの世代は合唱コンクールで歌わされたりしたんですけどね。ま、どうでもいい話ですが。で、今回紹介する作品『みんなのうた』はそんな1960年代のフォーク・ムーヴメントに活躍したグループたちがある状況をきっかけに復活コンサートを行うまでを捉えた作品である。
 監督は犬の優秀さを競うドッグ・ショウの舞台裏を擬似ドキュメンタリー・タッチで描いた『ドッグ・ショウ』のクリストファー・ゲスト。俳優としても活躍する彼の描く擬似ドキュメンタリー・タッチの作品は欧米では“モキュメンタリー”(mock documentary)と呼ばれている。その代表作がクリストファー・ゲストとロブ・ライナーによって作られた知る人ぞ知る作品『スパイナル・タップス』(1984)である。ロック・バンドのツアーを捉えたこの作品によって、“モキュメンタリー”という方向性に光を与えた彼は『Waiting for Guffman』(1996/日本未公開)、そして前述の『ドッグ・ショウ』と独自の“モキュメンタリー”街道を突き進み、“モキュメンタリー”の巨匠としての地位を確かなものにしている。もちろん、今回紹介する作品『みんなのうた』も“モキュメンタリー”作品であり、彼の“モキュメンタリー”作品の最高傑作という評価を受けている。
(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved / (C)2003 Castle Rock Entertainment
 この作品を撮ろうと思った理由について、クリストファー・ゲストは「音楽がらみの映画を作りたいと思ったんだ。僕はずっと若い頃にフォーク・ミュージックをよく歌っていたんだ。当時住んでいたニューヨーク近辺でフォークの爆発的なブームがあったんだよ。それでユージン・レビー(脚本)と僕は、1960年代に活動を始めたいろんなタイプのフォーク・グループがタウン・ホールで再結成という形で復活するストーリーを練り始め、そこから発展させていったんだ。」と語る。出来上がった脚本は、従来の彼の“モキュメンタリー”作品と同様、台詞はないが、登場人物のキャラクターやシーンごとの主要なポイントが整理されたものであった。台詞などは俳優たちの即興力に任され、何十時間にも及ぶ撮影済みのフィルムを編集して出来上がった作品がこの『みんなのうた』なのであり、“モキュメンタリー”と呼ばれる所以なのである。
 1960年代のフォーク・ムーブメントを巻き起こした伝説のマネージャーの死をきっかけに、再活動をすることになった当時のグループたち。彼らは目標とするコンサートに向かって必死なのだが、その姿勢は完全に今という時代からズレまくっているという抱腹絶倒間違いなしのこの作品、当時リアルタイムだった人、この手の音楽好きはもちろん、60年代好き、コメディー好きの方など多くの方に観て欲しい作品です。ぜひ、劇場に足を運んでみてください。まじめさ故の可笑しさに笑い、素晴らしい幸福感に満たされること間違いなしです。

ストーリー
「あの素晴らしいフォーク・ソングをもう一度・・・・」
(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved / (C)2003 Castle Rock Entertainment
 1960年代にフォーク・ブームを巻き起こした伝説のマネージャー アービング・スタインブルームが亡くなった。彼の長男のジョナサンは父に縁のある当時のフォーク・グループを再結成させ、父親の追悼記念のコンサートを開催することを企画。その当時の面々に出演交渉を始めた。彼が交渉を開始したグループは、ミッチ&ミッキーという愛の破局が原因で解散した男女のデュオ、フォークスメンという各々の方向性が違う男性トリオ、今でも遊園地やフェスティヴァルで演奏をする現役 ザ・ニューメイン・ストリート・シンガーズという9人の大所帯バンドの3組。各グループとも出演を了承し、コンサートの本番へ向けて、練習を続けていた。
 そして、全米に生中継もされるフォークの殿堂ニューヨークのタウン・ホールでのコンサートの幕が上がったが・・・・。
(C)2003 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved / (C)2003 Castle Rock Entertainment
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